随想タウンウオッチ(35) 不動産鑑定士横須賀博 シェアの行く先は
住宅新報 2016年1月5日 号 12面
最近、シェアという言葉を目にすることが多くなった。本紙12月10日号にも「地域再生とシェアハウス」と題した記事が掲載され、空き家対策として「多世帯共生型シェアハウス」を提言している。多世帯といえば、各種の知恵が混じり合い、生きる喜びや新たな発想も芽生える。
もともとシェアという言葉は共有、あるいは共用するという意味で、自動車でもオフィスでも共同で利用する、そんな合理的発想が最近急速に実現してきた。「シェアオフィス」もその一つである。
そこで思い出した。私が1956(昭和31)年、国家公務員を辞して独立するにあたり、郷土の先輩の事務所の一室、その中の机一つを拝借して開業したことは、まさにシェアオフィスそのものであったと。






















