国交省国際課が贈る不動産市場レポート 1 産業間連携が業界発展の鍵
住宅新報 2015年12月8日 号 2面
昨今、不動産市場の国際化が目まぐるしく動いている。昨年のインバウンド投資は1兆円に迫る勢いの資金流入があった。円安による割安感や観光客増加といった背景のもと、日本市場に対する海外からの注目度は高い。アウトバウンド投資も増加しており、大手だけでなく中堅も含めた海外拠点の形成が進んでいる。そうした中、不動産市場の国際化の司令塔を担う国土交通省土地・建設産業局国際課に、海外市場の動向や、日本の不動産業界にとって役に立つ情報を共有してもらうこととした。第1回は、今年11月に開催された全米リアルター協会カンファレンスに参加した越智成基・国際課長補佐に、米国の不動産業界の「産業間連携」を解説してもらう。
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国土交通省は今年5月、我が国で初めての国際不動産カンファレンスMIPIM JAPANを開催した。そのとき来日した全米リアルター協会(NAR、National Association of Realtors)幹部からの招待を受け、サンディエゴで開催されたNAR Conference&EXPOに参加した。国交省では海外建設・不動産市場データベース(http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/kokusai/kensetsu_database/ )を作成しており、その各国情報の収集にあたって、世界81のパートナー組織を持つNARは重要な協力機関だ。今回、その総会に初めて参加したわけだが、約2万2000人の集客数(うち海外から約2000人)に驚くとともに、米国における不動産業の現状を垣間見た。



























