鑑定士協連レター 北陸新幹線開業と金沢 半世紀、北陸の悲願達成
住宅新報 2014年10月7日 号 4面
連載: 不動産鑑定士レター
北陸新幹線長野-金沢間の開業が15年3月14日と正式に決まった。1965年に北陸新幹線の構想が浮上してから、実に半世紀が経ち、ようやく北陸の悲願が達成される。速達型の「かがやき」を利用すると、金沢-東京間は最速で2時間28分で結ばれ、在来線と上越新幹線を乗り継いだ現行の所要時間約3時間50分が、約1時間20分短縮される。北陸新幹線は97年に長野冬季オリンピックに合わせ、東京・長野間が先行して開業した。今回の長野-金沢間開業後は25年頃に敦賀まで延伸予定だが、敦賀以西はルートも含め未定となっている。東日本大震災を契機に災害に強い国土づくりが求められている中、東海道新幹線の代替補完機能の確保のためにも、一日も早い北陸新幹線の大阪までの全線整備が待たれる。
金沢駅周辺が急上昇
金沢駅前はかつてホテルが散見されるだけの寂しい状況であったが、この10年で大きく変容を遂げた。金沢駅を降り立つと、東口正面に覆い被さる巨大な総ガラス製ドーム「もてなしドーム」に度肝を抜かれる。ガラスを3000枚以上使い、雨や雪の多い金沢で、「駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」を表現したとされる。






















