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スタンダード会員限定地域マネジメント学会 「地域」論考 在り方と提言22 まちづくりと戦略的広報(上) ~トップ広報、感性力を生かして

住宅新報 2013年9月10日 号 3面

連載: 「地域論考」

政策

 まちづくりの戦略的広報には「ディフェンス広報」と「オフェンス広報」がある。「ディフェンス広報」は、ディスクロージャー、コンプライアンス、危機管理などまちの持続力を強化する総務的役割である。「オフェンス広報」は、シティ・マーケティング、地域ブランディング、個性化などまちの成長力を強化する役割である。

 戦略的広報の目的は「地域の自立と成長」にある。将来ビジョンを社会、地域住民、行政、教育・医療機関、事業者などが共有し、自助・公助・共助の活動方針を束ねることだ。そのスキームは、住民監査(Check)→改善・計画(Plan)→連携・交流(Do)→調査・解析(Research)のサイクル・フローで示せる。戦略的広報の要点は、(1)トップ広報、(2)感性力を生かした情報マネジメント、(3)法・規則とモラル観の情報バランス、(4)市民メディアの発展と問題点、に取り組む活動である。

 将来ビジョンを伝えるトップ広報(メッセージ)は、世論や住民の心を揺さぶる魅力的なコンテクスト(文脈、ストーリー)が重要だ。トップの感性を通し語られる将来ビジョンは、社会や地域住民に憧れや期待感を与え、創造性豊かなまちづくりのコミュニケーション環境を創る。

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