マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ゼームス坂パークハウス【前編(2)】 東京都品川区 全会一致で可決 区の支援活用し耐震診断
住宅新報 2020年3月17日 号 17面
連載: マン活に励む管理組合
築年数を経た旧耐震基準のマンションを中心に、耐震化が急がれています。しかし、実際はなかなか進まず、その前段階である耐震診断でさえ実施できない、というマンションも数多くあるのが現実です。一度耐震診断が総会で否決されながらも、最終的に全会一致で耐震診断をすることに至ったマンションをご紹介します。
「一度否決されたのは、住人に危機感がなかったことが大きかった。地震という自然災害と自分たちの住むマンションを結び付けて考えることで、住人の意識を高めることが大事だと思いました」と蕪木さん。アンケートでは被災時の安否確認や避難の仕方、水や食料をどうするか、などの基本的なことを問いましたが、〝それよりもこの建物は大丈夫なんですか?〟という声が多数集まり、東日本大震災を契機に住人の意識が高まったのを実感したのです。
同じ頃、区に対して、理事会などに建築士を派遣してもらえる「耐震化アドバイザー派遣制度」を申請。「うちのマンションは管理会社がしっかりしていて、設計図面等のデータをすべてデジタル化してくれていたのです。アドバイザーに図面をCDでお渡しすることができたおかげで、一般論だけでなく、うちのマンション固有の問題点なども指摘してもらえました。図面等のデータ化はその後もとても役に立ったので、ぜひやっておくといいと思います」と蕪木さんはアドバイスしてくれました。
独自に耐震対策を作成





























