連載 記事一覧
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紙上ブログ 不動産屋の独り言 405 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 お疲れの様子のお客様 入居10年、姉の介護続けて
私の紙上ブログや本を読んで「部屋探しは是非お宅で」と言って頂くことが度々ある。その中でも特に珍しいケースがある。以前にこちらでも書いているが、新聞に載った私の本の書評を読んで出版社に「是非連絡先を教(続く) -
大言小語 〝民泊新法〟の波紋
「住宅宿泊事業法案」(民泊新法)が先週、衆議院を通過し、今国会で成立する見込みが強まっている。最大の前提条件は、やはり年間180日の営業日数制限だろう。民泊単独事業では採算が厳しいのではとの見方も出てい(続く) -
今週のことば ハトマークグループビジョン(7面)
ハトマークグループが一体となって目標を掲げ、諸課題に果敢に取り組んでいく必要性を認識し、全宅連不動産総合研究所にビジョン策定検討会を設け、取りまとめたもの。25年の長期目標実現に向けた第2期中期計画(ハ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 堅調続く不動産売買仲介実績 単価上昇で収入アップも 価格上昇から件数減のおそれ
デスク 主要流通各社の仲介実績がまとまったようだな。 記者 ええ、各社の決算発表も終わり、数字が出揃いました。 デスク 昨年は確か、各社順調に業績を回復したんだったな。その前は消費税の導入があって(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 918 東武野田線(2) 上昇傾向、柏は大台目前
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆東武野田線(2) 初石 82(19.(続く) -
不動産取引現場での意外な誤解 賃貸借編(94) 定期借地で、事前の「期間延長特約」はできる?
Q 前回、定期借地においても、事業用借地を含め、事前に建物の「買取特約」をすることができるという記述がありましたが。 A その通りです。相手が同意さえすれば、特約は可能です。 Q それでは、定期借地(続く) -
点検・不動産投資 新成長分野への展開 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 新成長分野ヘの展開・総括 成長スピードには温度差 地方に投資機会もたらす
新成長分野にはいくつかの特徴があります。1つ目の特徴は、投資対象にオペレーションを伴うものが多いことです。賃貸オフィスビルや賃貸住宅などのように、取得後は主に不動産として賃貸管理するだけでなく、投資(続く) -
鑑定士協連レター 秋田県人口、100万人割れ 新たな視点で市場活性化も
秋田県の人口は17年4月1日現在で99万9636人となり、戦後初めて100万人を割り込んだ。90万人台となるのは1931年以来86年ぶりのこと。そこで本県の人口問題を考えてみた。 秋田県は56年の135万人を最高に、一時期(続く) -
不動産・住宅スケジュール
6月6日(火) ◎全国住宅産業協会が定時総会を開催(東京都千代田区、ホテルニューオータニ) 6月8日(木) ◎不動産流通推進センターがフォローアップ研修入門講座「役立つ税金の知識」を開催(東京都千代田区、同センタ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第187回 雁行型マンション 省エネ含め将来性のある方式 佐藤寿哉 不動産学部3年
【学生の目】 日頃街中で目にするマンションはそれぞれ特徴があり、街を歩きながらの観察は楽しい。千葉市花見川区幕張本郷を訪れた際、都内ではあまり見かけない、住戸が斜めに配置された中層マンションがあっ(続く) -
マンション管理応援歌No.95 廣田信子の紙上ブログ 住まいに関する価値観も常に変化
我が国では、都市の成長や住宅数のコントロールとは無関係に都市計画がつくられてきました。それが今の都市部の空き家問題を生んでいます。団塊、団塊ジュニアの数に合わせると、住宅は過剰供給になってしまいます(続く) -
居場所をもとめ 今宵も一献 (65) 居酒屋「のぶさん」 〈東京・四谷〉 ビールとハイボールが格安
ここは常連だけが集うディープな店でもなく、意匠などに趣向を凝らした高級店でもない。どちらかといえば、軽~い感じの大衆店である。といって、居酒屋チェーン店にありがちな軽薄さは微塵もない。そうした雰囲気(続く) -
2017宅地建物取引士受験セミナー (30)
【問題3-46】 独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)機構は、災害復興建築物の建設に伴い、それに付随する借地権の取得に必要(続く) -
戦略の在り処 ◆9 住まいを〝感性〟で捉える
「例えば欧州では今、ビルの上にCLT(直交集成材)で木造建築物を建てるのが流行しているが、木材を使う流れは世界的に大きくなっている。先進国の中で日本だけが遅れている」と語るのは日本CLT協会会長の中島浩一郎(続く) -
掃除しやすい家 その価値とチェックポイント (5) 暮らし方提案で差別化 顧客の要望、上手にリード
最終回は「暮らし方の提案」を生かした営業戦略を紹介する。 家を建てた(改装した)とき「家さえ変われば人生が変わる」と多くの人は考える。しかし、引っ越し段ボールが何年もそのまま、すぐ汚れる、すぐモノ(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(4) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 山口県下関市関門〝ノスタルジック〟海峡の駅 近代化と唐戸・下関駅、新下関駅の移り変わり 遺産認定で新たな発展の芽
本州最南西端に位置する下関市は人口27万人の山口県最大の都市である。 門司との海底トンネル 下関市は太古の昔から大陸との関係が深く、関釜フェリーなどの発着所もある。交通機関の変遷を見ると、1954年山陽電(続く) -
ひと 守りは固めた、反転攻勢へ 第2弾の社内改革に取り組む三井不動産リアルティ社長山代裕彦さん
三井不動産リアルティの代表取締役社長に就任して丸2年が過ぎた。この間、不動産仲介、駐車場事業など好調に事業を推進した。併せて社内体制の整備に注力。12年にリハウス各社と大同団結。成果給の廃止や3人一組で(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 404 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 法人契約の酷いドタキャン 最初は同情、2度目は…
当社と懇意にしているNPO法人がある。そこの大阪支部のスタッフが東京に転勤してくることになった。自身でインターネットなどを駆使して部屋を探し、申し込みを済ませて審査も通っていたのだが、客付け業者の対応(続く) -
大言小語 名は体を表す
統合に次ぐ統合で3行の名前が連なった大手都銀の長い行名から、漢字二文字が消えるという。業界再編が続く金融業界で、創業時の名前を残している銀行も相当減ったことだろう。同時に、固いイメージのあった銀行も(続く) -
今週のことば 債権法(1面)
債権は特定の人に対して財産上の行為を請求することができる権利。この権利に応える義務を債務という。こうした債権債務関係に関する民法の規定が債権法。民法制定以来の社会・経済の変化への対応を図るため、契約(続く)