連載 記事一覧
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庶事 万感 ◇16 不安解消ビジネスで 〝中古〟という言葉が消える日
増えない年収 若年世代の平均年収が下がっている。内閣府が5年ごとに実施している就業構造基本調査によると、20代の年収分布は200万円台以下が着実に増加しており、最新の12年度では約半数を占める。300万円台は24(続く) -
住宅不動産会社の海外進出戦略講座 第4回 ~ジャパンクオリティを世界へ発信せよ~ 日本企業の海外進出現状 (ハウスメーカー編)
タイに進出しているA社は、09年に現地企業B社と住宅生産・販売の合弁会社を設立し、13年に国内と合わせて9拠点目(海外では初)の新工場が竣工しました。タイに進出している日本企業のトップランナーといえる存在で(続く) -
ひと 「次世代の不動産業」に貢献したい 国土交通省土地・建設産業局不動産業課長中田裕人さん
不動産業の舵取りに携わり、現場の最前線で汗を流す毎日が続く。「基幹産業でありながら地場の産業でもある不動産業に魅力を感じる」という。 昨今では全国版空き家・空き地バンクも民間の協力のもと、いよい(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 428 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 退去時のずさんな対応 「同業者で、それはない」
多摩郊外のアパートの入居者から退去の連絡があった。入居していたのは同業者の50代の独身男性。犬を飼っていて、以前に部屋の中の様子を見たときには相当散らかっていて、「これは退去の際にもめるだろうな」と覚(続く) -
大言小語 ビフォーアフター
医療機関が施術する美容整形の前後の、いわゆる「ビフォーアフター」の写真掲載が原則禁止になるようだ。虚偽、誇大広告が散見され、消費者センターに寄せられる相談がいっこうに減らないからだ。 ▼子供の頃(続く) -
今週のことば 生産性革命(2面)
安倍内閣が示した新三本の矢のキーワードの一つ。「稼ぐ力を高める企業行動を引き出す」「新時代への挑戦を加速する」「個人の潜在力の徹底的な磨き上げ」から成り立つ。鍵となる施策として、IoT、ビッグデータ、A(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 気を付けたい、家の中に潜むもの 住宅の高気密化も 空気質ニーズの背景に
妻 隣のお宅、もうすぐ赤ちゃんが生まれるから大幅にリフォームしたんですって。確かに家のつくりによって、子育てのしやすさは全然違うものね。 夫 そうだね。小さい子供がいると、階段やドアなんかの安全(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 941 都営地下鉄大江戸線(1) 再開発の東新宿が上昇
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆都営地下鉄大江戸線(1) 東(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第210回 様々なドライエリア 地階の価値高める効果は共通 池羽七海 不動産学部4年
【学生の目】 晴天に恵まれることが少ないと日常生活に不快を感じることがある。太陽光に含まれる紫外線を浴びると体内でビタミンDが生成され骨が丈夫になるから、日光は大切だ。歴史的には、地下室居住や大(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ グリーンコーポ千寿(2) 東京都足立区 高齢化とマンション 自治会を設立へ
それでも老人会では、ボウリング大会やカラオケに出かけたり、みんなで集まって手仕事をしたりと、楽しんで活動をしています。 自治会にも「高齢者部」を設けて予算を組み、それらの活動の一助にしているそうです(続く) -
マンション管理応援歌No.119 廣田信子の紙上ブログ 専有部所有でリゾートマンション正常化
先日、マンションコミュニティ研究会で、多数の高額滞納問題を解決したリゾートマンションの壮絶な戦いのお話を伺いました。 滞納訴訟に勝っても、相手が払わなければ、代物弁済か、59条競売しかありません。(続く) -
居場所を求め 今宵も一献 地酒専門店「いちべえ」 (88) 〈東京・荻窪〉 思わずうなってしまう酒勢揃い
この店にはなんの修飾語もいらない。ただただ、全国のおいしい地酒が常時300種類以上揃っている。調布駅北口にある渋谷不動産エージェント社長、渋谷利宏氏の紹介だ。同氏は以前は日本酒が苦手だったが、青森の田(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所(27) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 栃木県宇都宮市・オリオン通りの再興 県内最大繁華街、空洞化の歯止め徐々に 再開発で居住機能を付加
宇都宮市は栃木県のほぼ中央部、東京都心から約100キロメートルに位置し、人口が50万人を超える県庁所在地である。古くは二荒山神社の門前町として、江戸時代には城下町として栄え、1884(明治17)年に栃木県庁が置(続く) -
地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ民泊・簡易宿所がもたらすインパクト(1) 民泊新法で業界に地殻変動か
本来は交流のため 民泊の法整備によって、新規参入の動きが加速している。 私がAirbnb(エアービーアンドビー)という民泊のマッチングサイトに注目したのは、14年のことで、友人がたまたま自宅を貸し出して(続く) -
庶事 万感 ◇15 シェアハウス、飛躍の時 セーフティネットや〝民泊〟との融合で
〝新・住宅セーフティネット制度〟で、シェアハウス業界に大きなチャンスが訪れようとしている。同業界もチャンスをつかみ取ろうと動き始めた。残念なことに、一般の賃貸住宅会社は今のところ、同制度への関心が薄(続く) -
住宅不動産会社の海外進出戦略講座 第3回 ~ジャパンクオリティを発信せよ~ 日本企業の海外進出現状 (住宅・不動産会社編)
ベトナムに進出しているA社グループは、愛知県岡崎市を中心に、「分譲マンション」「分譲住宅」「注文住宅」「健康増進事業」「ホテル事業」「介護福祉事業」等を展開しています。 当時の社長(現会長)がベト(続く) -
台湾人投資家、民泊に興味。オフィス・店舗など商業用不動産にも食指伸ばす
アベノミクスと東京オリンピック開催が決定したあとに注目を集めた台湾の個人投資家だ。 対日不動産投資を行う、いわゆるインバウンドの投資家は、日本の個人投資家とは、少し異なる目線で物件を購入しているの(続く) -
社説 「新・セーフティネット」の意義 社会保障と融合する住宅政策
近年、民間ディベロッパーが供給するサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の中に〝自立型〟を標榜するものが登場し始めた。 まだ介護を必要とする状況ではないが、自宅で一人暮らしをしているよりも安心できる、と(続く)