連載 記事一覧
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火災保険料値上げ、賃貸住宅業界に衝撃 〝再契約 10年先払い封じ込め〟 危機コスト吸収、特約に活路
同機構の改定率を見ると、自然災害の猛威を映し出している。地域・構造・築年によって異なるが、最大は沖縄県で36.6%引き上げられる。三大都市圏では大阪府の引き上げ幅が大きい。17年度から18年度に発生した大規(続く) -
シリーズ・SDGs実現に挑む スマートドライブ・目標3ほか デジタルで安全運転意識向上
スマートドライブ(東京都千代田区)は、移動状況をデジタルで可視化し、「産業と技術革新の基盤づくり」(SDGs目標9)の進化を後押ししている。提供する車両管理システム『Smart Drive Fleet』は、社用車など車両の(続く) -
スポーツ施設とまちづくり DeNAが横浜スタジアム軸に 関内再開発、にぎわいの場 開業まで人出維持する仕掛けも
DeNAは、今年4月に横浜・関内に新拠点を設置し、スマートシティ統括部などを移転した。同社は、三井不動産を代表事業者とする横浜市庁舎の再開発を担う8社のうちの1社だ。市庁舎は関内駅前に位置し、プロ野球チー(続く) -
デベ各社〝ZEH-M開発競争〟
阪急阪神不動産 30年度までに全分譲で登載 阪急阪神不動産は11月22日、30年度までに同社の開発するすべての分譲マンションでZEH-M Orientedを実現すると発表した。併せて、同社の「geo(ジオ)」ブランドのマンシ(続く) -
進化するシェアハウス 隣人とのつながり 時代のニーズ取り込む
コロナ禍による意識変化は衛生面だけでなく、働き方や暮らし方の選択肢も広げた。 首都圏を中心に「シェアプレイス」のブランド名でシェア型賃貸住宅を手掛けるリビタの担当者は、「在宅ワークの定着によって(続く) -
ハウスドゥ 第15回全国FC大会開く 「脱不動産業」へ前進 アプリを〝住ニーズ〟の入り口に
ハウスドゥ(東京都千代田区、安藤正弘代表取締役社長CEO)は11月24日、全国の加盟店が参加する「第15回ハウスドゥ!全国FC大会」を開催した。新型コロナ感染症対策として昨年に続き、オンライン開催となった。 (続く) -
不動産のプロが迫る! 経営者が本音で語るシン・人材像 ■■ (1) NKコンサルティング
不動産企業の経営者の視点から人材はどう見えるのか。20年以上、不動産業・建築業・行政書士業を経営しているアセットグループ代表の大城嗣博氏が、経営者の本音に迫る。NKコンサルティングの奈良桂樹代表取締役に(続く) -
CHINTAI 不動産会社を選ぶ新サイト 店舗の魅力伝える機会に
従来の部屋探しは、「物件」を軸に、不動産情報サイトで検索することが多い。新サービスでは、本来は部屋探しの重要な判断要素の一つである「不動産会社」にも着目した(イメージ画面)。希望条件に合う物件と、それ(続く) -
日本GLP 「ALFALINK流山」がまちびらき 入居企業、地元住民など招き
日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は11月19日、千葉県流山市の大規模多機能型物流施設プロジェクトである「GLP ALFALINK流山」のまちびらきイベントを開催した。 イベントには、入居企業、施設従業員、地域(続く) -
PLTが分譲地で実証実験 モビリティ活用のタウンサービス 23年以降の事業化を検討
PLTは20年1月にパナソニックやトヨタ自動車が設立した。グループ企業としてパナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホームのハウスメーカーがある。山下健まちづくり事業企画部担当部長兼サービスデベロップメ(続く) -
三栄建築設計 19年GD賞後、タツミと共同開発 火打ちレス金物を一般販売へ
三栄建築設計は、タツミ(新潟県見附市、山口紳一郎社長)と共同で開発した「火打ちレス金物」を商品化し11月22日から一般販売を開始した。同社が外部販売を行うのは初めて。一般的な木造軸組構法では、吹き抜けを設(続く) -
彼方の空 住宅評論家 本多信博 ◇25 大本で起きていること 遅れてはならない気付き 「人間無用」という危機
某大手流通会社の担当者によれば、コロナ下で住宅がよく売れている最大の要因は〝コロナ貯蓄〟だという。 コロナ貯蓄とは外食や旅行が制限されたために消費に回らず期せずして増えてしまった貯蓄のことである。(続く) -
2021(令和3)年度 不動産コンサルティング技能試験 試験問題・解答
2021(令和2)年度 不動産コンサルティング技能試験 試験問題・解答はプレミアム会員限定公開になります。(トライアル会員はご利用になれません) すでにトライアル会員、スタンダード会員の方で、プレミアム会(続く) -
社説 〝実需を省みない不動産バブル〟 先走る取引価格に警鐘ならす
パンデミックで不動産価格が暴落する懸念は杞憂に終わり、逆に東京23区の人気エリアはバブルと化している。新築時にタワーマンションを購入した個人投資家は、「4年前に1.2億円で物件を購入し、その住戸の評価額は(続く) -
ひと 〝つながり〟がイノベ生む シェアオフィス「SENQ」に携わる中央日本土地建物グループ 野口 博司さん
中央日本土地建物グループが運営するスタートアップ向けシェアオフィス「SENQ(センク)」。SENQの特徴は、拠点ごとにテーマを明確にして施設づくりを行うこと。そして、入居者同士のコミュニティやパートナーとなっ(続く) -
不動産市場異聞 大東建託賃貸未来研究所・AIDXラボ所長 麗澤大学経済学部客員教授 宗 健 第56回 地方創生に必要な適度な無関心
地方創生とは、14年に発表された政策コンセプトで、基本的には東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけることが主眼とされている。そのためには当然、地方の人口をどうやって増やすのかという観点が重(続く) -
大言小語 変わらぬ風景
日を追うごとに、冬空に変わっている。緊急事態宣言が明けて、街中では徐々に賑わいを取り戻しているようだ。特にテナント入居の飲食店などは、営業時間などで制約がなくなり、ようやく通常通りに賃料を支払えると(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 予算枠終了迫るグリーン住宅ポイント 「新たな日常」促進へ手応え
デスク 国土交通省が10月29日に公表した建築着工統計調査報告によると、21年度上期の新設住宅着工は44.5万戸となり、前年度比7.6%の増加となった。 記者 建設経済研究所が11月16日に発表した「建設経済モデ(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1142 東京メトロ南北線(2) 後楽園が20%増に
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 飯田橋 394(27.2/48.5) 355(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第410回 硬い表情の賃貸住宅 共用部の改修で競争力を
【学生の目】 少し寒さを感じる日もあり、冬の訪れを意識し始めた。近所の細い街路を散歩中、ふと目に留まる建物があった(写真)。理由は、主に4点である。 第1に、壁面が目立つことだ。道路近くに位置し、縦に(続く)