賃貸住宅メンテナンス主任者
賃貸住宅管理の入門編
賃貸住宅メンテナンス主任者は賃貸住宅の建物や設備の維持保全における全般的な知識を習得したことを証明する資格です。
試験勉強を通じて建物や設備のメンテナンスに対する基礎的な知識を体系的に学べるので、賃貸住宅管理業者や原状回復工事を請け負っている業者、コールセンターのオペレーター、賃貸住宅オーナー等には特にオススメです。
試験紹介
オーナーや入居者からの信頼度がUPする資格
令和5年11月6日のスタートから4か月で受験申込者1.6万人、有資格者1.5万人を達成!
新設資格のため、合格までどのように勉強したらいいのかと不安に思う方も
多いかと思いますが、充実した学習プログラムを準備しておりますので
ご安心ください。
1.講習動画 -現場で役に立つ+αの知識が取得できる-
(1)賃貸住宅管理に携ったことがある方は誰もが経験したことのある
「困った」をベテラン講師が実体験に基づき解説しています。
(2)スマートフォンでも視聴可能なため、通勤や休憩時間等のスキマ時間を
利用して学習ができます。
(3)理解ができるまで繰り返し視聴ができます(合格後も復習として視聴可能です)。
2.公式テキスト -賃貸管理の新たなバイブル-
(1)入居者から問合せの多い「トイレの水が止まらない」といった内容について
「原因」から「一次対応策」や「恒久的な対応策」まで写真や図を多用し、
B5 サイズ、全362 ページ、オールカラーで解説しています。
(2)実務で役立つ知識が満載されているため、初学者が基礎を学べることは
もちろん、経験者にとっても学びなおしができる内容です。
賃貸住宅メンテナンス主任者とは
オーナーや入居者から賃貸住宅の建物や設備の維持・保全に関する問合せを受けた際に、初診判断(一次対応)ができる【基本的で幅広い知識】と技能を有し、建物維持保全における提案力を持った者です。
資格紹介動画
資格の特徴
- 試験方式
オンライン試験(IBT方式)のため、スマホやパソコンから24時間365日受験可能です。
ご自身の好きな時に受験できます。
※受験可能期間は受験料決済完了から90日間です。
※IBT方式とはインターネットを介して行われる試験の形式です。
<メリット>・自分の都合で好きな時に受験することができる
・デバイスも自由に選択可能(パソコン、タブレット、スマートフォン)
・試験結果がその場ですぐにわかる
- 受験対象者
どなたでも受験できます。
<特にこんな方にオススメ>・賃貸住宅管理業者の従業員
・コールセンターのオペレーター
・原状回復工事を行う工事会社や施工会社の従業員
・オーナー
・賃貸住宅の建物や設備の維持保全に興味のある方
- 学習プログラム
試験を受験する前に、独自の公式テキストと講習動画で学習できます。
<実務者が監修した現場に即した学習範囲>・賃貸住宅のメンテナンスの重要性
・建物・設備の基礎知識
・修繕対応から学ぶ設備の基礎知識(給排水設備、ガス・電気設備、雨漏り)
・消防設備の基礎知識
・外部改修工事の基礎知識
・巡回点検業務のチェックポイント
・法令点検とコンプライアンス
・原状回復工事
- 資格取得後
試験学習を通じて得た知識を活かして現場で活躍できます。
・公益法人が認定する公的資格の有資格者として活躍できる
・知識の裏付けが日常対応の自信に繋がる
・知識を活かして仕事ができる事でお客様からの信頼を得られる
・設備等の専門的な知識や資格への興味が湧いてくる
<資格者フォローアップ>・講習動画の視聴
・AIメンテナンス主任者の使用
試験概要
試験日 | 通年 |
---|---|
合格発表 | 即時判定。 |
受講料 | 9,900円(税込) |
試験方法 | IBT受験 |
試験時間 | 120分 |
試験内容・形式 | 正誤式100問 賃貸住宅の建物・設備の基礎知識、巡回点検業務内容、原状回復工事、関係法令等 |
主催団体 | 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会 |
備考 |
この資格の受験申込はこちら
お申込みページはこちら主な業務
- オーナーや入居者からの問合せ対応
入居者からの「トイレの水が止まらない」といった問い合わせを受けた際に、状況の聞き取り、一次対応を案内、改善しない場合は業者の手配といった問合せ業務を行う際に役に立つ知識を習得できます。
活躍の場
- 賃貸住宅管理業に携わる方
入居者からの修繕依頼では、結果的には簡単な内容であっても
電話対応等で失敗すると、クレームに発展してしまうことがあります。
逆に、不具合箇所の丁寧な聞き取りは入居者の不安の払拭につながり、
一次対応策(水漏れであれば元栓を閉める等)の案内ができると
不具合の拡大を防止することができます。
資格保有者の声
- 資格合格が日々の業務の自信につながる
(管理業者 Tさん 勤続1年目)
社会人になり忙しく、まとまった勉強時間を確保できていなかったのですが、スマートフォンで学習できるので、スキマ時間を有効活用し一発合格できました。
合格してからは、「この問合せの対応方法は公式テキストで学んだ」と勉強した内容を活かしながら楽しく業務を行っています。 - 公式テキストは実務では手放せない存在に
(コールセンターUさん 勤続6年目)
賃貸管理の部署に配属になったばかりの頃、わからないことを勉強したくてもすべてが網羅されている教科書はなく、苦労しました。
賃貸住宅メンテナンス主任者の試験概要を見て「これだ!」と思い受験しました。合格後も困った時には公式テキストをすぐ確認できるようにデスクに常備しています。 - 新入社員には必ず受験させます
(メンテナンス業者Mさん 勤続15年目)
公式テキストや講習動画の自主学習ツールが充実しており驚きました。新入社員にはぜひ学んで欲しい内容だと思います。特に原状回復工事は入居者・管理会社・オーナー、弊社のようなメンテナンス業者と関係者が多くわかりにくいですが、図解されており初学者でも理解しやすいと思いました。
- 大切な物件の維持・保全のためにオーナーとして必要な知識
(オーナーKさん 歴20年)
賃貸住宅のオーナーを長年していますが、資格取得のために学習をしてみると、管理を委託している会社から提案される修理や改修工事は、物件を維持するために必要な工事であることがわかりました。
入居者の安心•安全のためにオーナーにとっても必要な知識かと思います。
住宅新報からワンポイント!
近年、サブリース契約による不動産投資トラブルやアパートの外階段崩落事故など、賃貸住宅管理に関わる社会的事故が発生し、賃貸住宅管理業界に対する社会的信頼が揺らぐ事態となりました。そのような状況の中、令和3年6月に賃貸住宅管理業法が施行され「賃貸住宅の維持保全」が管理業務として定義されました。
賃貸住宅管理業者の日常業務として家賃収納や入居者対応といった仕事についてはここ20年間で業界としても深化してきました。
しかし、建物の修繕業務については、専門の事業者に外注している管理会社も多く、建物の維持・保全に関わる業務に関しては大きな課題があると考えます。
賃貸住宅メンテナンス主任者は、賃貸住宅に関わるすべての方にとって建物の構造や設備の名称といった基礎から、問合せを受けた際の一次対応について幅広く学ぶことのできる資格です。