2023年 賃貸不動産経営管理士試験の合格点!

※2024/2/2追記

問49について、本試験で定める出題範囲を逸脱する選択肢が含まれていたため、全ての解答を正解といたします。
合格基準点(36点)は変更しません

上記により受験者78名を追加合格とします。

参照:一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会

 

 

住宅新報講師 氷見敏明 による2023年 賃貸不動産経営管理士試験の最新の総評と全問解説です。

受験生のみなさん、令和5年(2023年)度 賃貸不動産経営管理士試験、お疲れ様でした。
今年の試験は、国家試験になってから3回目であり、個数問題が11問で昨年(13問)より2問減りました。過去問題を使って内容を広げて勉強をすれば、得点できる問題も多々ありました。

【2023年 賃貸不動産経営管理士・合格発表】

合格点:36点
合格率:27.9%(前年並)
管理士講習修了者(5問免除)の合格率は32.3%

 

では、賃貸不動産経営管理士試験50問についての解答と考察をしていきたいと思います。

※解答番号は㈱住宅新報および氷見敏明独自の見解に基づくものです。試験機関による本試験の結果など(合格基準点・合否)について保証するものではございません。

【2023年賃貸不動産経営管理士試験】全問解説

2023年・賃貸不動産経営管理士 正解番号

※問49については全回答を正解とする(2024/2/2)

 

問1は、得点できる問題です。

 

問2は、迷う問題ですが、得点できる問題です。

 

問3は、難しい問題であり、解釈と運用からの出題です。得点できなくても仕方ないです。

 

問4は、易しい問題であり、得点しなければなりません。

 

問5は、正解肢は簡単で、得点できる問題であり、肢1、2、3は、基礎知識から推測して誤りと判断すべきです。

 

問6は、難しい。分かりっこない!得点できなくてよいです。

 

問7は、迷う問題です。2か3迷う。エが損害賠償額の予定と分かればよいです。かろうじて得点できる問題です。

 

問8は、きちんと勉強している人は、正解肢は明確に分かります。得点できる問題です。

 

問9は、得点できる問題です。過去問題を解いていれば理解できる問題です。

 

問10は、得点できる問題です。個数問題ではありますが、過去問で類似問題が出題されています。

 

問11は、答えは、簡単に分かる得点できる問題です。間違ってはいけません。

 

問12は、肢1,2,3は、分からなくても、正解肢は4だということは分かるはずで、得点できる問題です。

 

問13は、得点できます。肢3又は4まで絞れるが、常識的な感覚でひさしや屋外階段が主要構造部とはいえないと分かるはずです。

 

問14は、易しい得点できる問題です。

 

問15は、易しい得点できる問題です。

 

問16は、得点できる問題です。肢1は、3年は短すぎるので不適切だと勘で分かると思います。

 

問17は、難しいです。1か4で迷うと思います。

 

問18は、落ち着いて注意深く読めば、得点できる問題です。

 

問19は、得点できる問題です。正解肢4は、家賃が敷金から充当されているのだから賃料支払債務は消滅していると判断できると思います。

 

問20は、易しい得点できる問題です。

 

問21は、個数問題でもあり、難しい問題です。

 

問22は、令和5年度の民法改正点からの出題ですから、受験生は対応できていたのではないかと思いますので、得点できる問題です。

 

問23は、肢2か3で迷うかもしれません。肢3が1年以内に請求しなければならないということが分かっていれば得点できる問題です。

 

問24は、過去問題を解いていれば、個数問題ではありますが得点できたと思います。

 

問25は、易しい問題であり、得点できます。組合せ問題は基本的に得点しやすいです。

 

問26は、易しい問題であり得点できるはずです。

 

問27は、肢イが正しいか否か迷うかもしれません。個数問題ですから、得点できないかもしれません。

 

問28は、易しい内容で得点しなければならない問題です。

 

問29は、易しい問題であり、得点しなければならない問題です。

 

問30は、個数問題でもあり難しい問題です。

 

問31は、肢1か4で迷う問題ですが、令和4年問34を深堀していれば肢4は正しいと判断できると思います。過去問題は、解説を十分に読むべきです。

 

問32は、基本問題であり得点しなければなりません。

 

問33は、難しい問題です。解釈と運用からの出題ですが、住宅新報の直前講座では類似問題があったから答えは分かったと思います。

 

問34は、問題を吟味してその場で考えれば、得点できる問題だったかもしれませんが、実際には困難かもしれません。

 

問35は、やや難しいです。2か4で迷う問題です。

 

問36は、やや難しい問題です。

 

問37は、肢2か3で迷う難しい問題です。

 

問38は、落ち着いて正確に読めば、正解できたと思います。

 

問39は、勘でも正解できると思います。

 

問40は、令和4年問43の問題をきちんと理解して、テキストで確認した人は得点できたと思います。過去問題は、重要です。

 

問41は、似たような肢であり、やや難しい問題です。

 

問42は、正解肢そのものは勉強しないと思われますが、肢2,3,4は誤りと分かるので、1が正解と答えることができる問題です。

 

問43は、難しい問題であり、得点できなくてもよいです。

 

問44は、不当景品類不当表示防止方を勉強していれば得点できたはずです。今年宅建試験を受験された方は、強いです。

 

問45は、肢1か4で迷う難しい問題です。過去問題を解いていれば、肢2,3,4は適切だとわかるので、消去法で1とすればよい問題です。

 

問46は、得点できる問題です。

 

問47は、易しい問題であり、得点できます。

 

問48は、まったく確信がもてない問題であり、得点できなくてもよいです。

 

問49は、得点できる易しい問題です。正解肢は、過去問題でも出題されています。

→本試験で定める出題範囲を逸脱する選択肢が含まれていたため、全ての解答を正解とする。
(2024/2/2追記)

 

問50は、正解肢は、易しい問題であり得点しなければなりません。

 

 

 

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