ビジネス実務法務検定試験
資格紹介
ビジネス実務法務検定の必要性を理解する上でカギとなる言葉が「コンプライアンス(法令遵守)」です。昨今の会社経営においてはコンプライアンスに違反せず運営することが非常に重要となっています。ビジネス実務法務検定ではコンプライアンスの重要性を学びながら、法令の知識も身に付けていきます。企業内で法令を扱う業務においては大きな戦力になることができるでしょう。
なおビジネス実務法務検定は1~3級に分かれており、各級に呼び名がついています。
- 1級:ビジネス法務エグゼクティブ
- 2級:ビジネス法務エキスパート
- 3級:ビジネス法務リーダー
試験紹介
試験概要
試験日 | <2級・3級> <1級> |
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申込期間 | <2級・3級> ■第54回 【申込期間】9月22日(金)~ 10月3日(火) <1級> |
合格発表 | <2級・3級> <1級> |
受験料 | <1級>※CBT試験のみ <2級> <3級> |
受験資格 | 年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験は問いません。 |
試験形式・時間 | <2級・3級> <1級> |
主催団体 | 東京商工会議所 |
活躍の場
- 行政書士
行政書士は、公的書類の作成や官公署への申請を代行する仕事です。独占業務も多いため開業が可能な資格です。
取り扱う書類は1万種類を超える上に手続き先の官公署も多いため、業務の内容は一般の方にはわかりづらい仕事かもしれません。
しかし法律や条例などのスペシャリストとして相談に乗ったりコンサルティングを行うこともできるため、身近な法律相談先として重宝されます。
一般の方に馴染みがある業務内容としては遺言の作成があります。他にも民間の権利義務を明らかにする業務が色々とありますので、広く人の役に立つ資格であることは間違いありません。
- 宅地建物取引士
宅建は不動産関連の代表的な資格です。宅建業を営む上で必要な国家資格であるため、取得を目指している方が多い資格です。
不動産業者は、事業所内に5人に1人の割合で宅地建物取引主任者を設置する義務があります。
不動産業界においては必須の資格ですので、他の法令関係資格の中でも求職ニーズが最も高い資格であると言えます。
不動産業界への就職や転職を目指す方は、ビジネス実務法務検定と合わせてぜひ取得しておいてください。
- 中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルタントとしては唯一の国家資格です。中小企業に対して経営の相談に応じたり、企業の問題点を分析して問題解決の手助けをすることが、中小企業診断士の仕事となります。
会社に属して働くこともできますが、独立開業も可能です。
中小企業診断士は税理士事務所や公認会計士事務所、経営コンサルタント事務所など多くの企業で求められる資格で、需要が非常に高いと言われています。
また「日本版MBA」とも呼ばれており、ビジネスにおいて最も役立つ資格のひとつと言えるでしょう。
住宅新報からワンポイント!
ビジネス実務法務検定の資格を取ることで社内での業務に幅が広がります。行政書士や弁理士などを目指す方の入門編として資格を取得することもできます。比較的、難易度が低めの2級・3級からの受験もおススメです。
コンプライアンスについての知識はどのような仕事をする上でも重要です。
ぜひビジネス実務法務検定試験を受けて、スキルアップを目指してください!