マンション大規模修繕プランナー
「マンション大規模修繕プランナー」とは
大規模修繕は、多くのマンションが管理会社に委託したり、コンサルタントに依頼します。コンサルタントのすべてではありませんが、悪質なコンサルタントも少なからずいます。
管理会社は日常管理業務は行いますが、大規模修繕の専門家ではありません。この講座は、大規模修繕のプロフェッショナルの育成プログラムです。
資格紹介
大事な住まいという資産を守るために、国土交通省はマンションの修繕と改修のマニュアルを策定しています。
大規模修繕プランナーは、国土交通省のマンションの修繕と改修のマニュアルに基づいて、大規模修繕計画を作成し、実施のアドバイスを行います。
マンションや集合住宅の大規模修繕計画を立案し、適切な工事内容やスケジュール、費用を計画する専門家の資格です。この資格を持つプランナーは、建物の劣化や老朽化に対処するための修繕工事を効果的に計画し、マンション管理組合やオーナーに対して的確なアドバイスを提供します。
資格解説動画
マンションの大規模修繕前に準備する初期点検
マンション持続化 理事の役割−1
マンション持続化 理事の役割−2
限界マンションにならないために 大規模修繕-1
限界マンションにならないために 大規模修繕−2
限界マンションにならないために 大規模修繕−3
資格認定の流れ
□講習会
web受講、お申込みご入金後、講習会視聴用のURLをお送りし、テキストをご郵送いたします。
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□試験
web上で試験を受けて頂います。
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□合格
一定水準以上で合格です。
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□登録
登録されたい方は、運営協会より、登録証が送られます。
※別途費用(11,000円)
マンション大規模修繕プランナー認定講習を受講し、その登録を受けたものを、特定非営利活動法人日本住宅性能検査協会においてマンション大規模修繕プランナーと認め、これを公認します。
資格概要
各種費用 | <認定講習会> <合格後> |
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受験資格 | 年齢、学歴、取得資格を問いません。どなたでも受講出来ます |
特典 | 登録者には以下の特典があります。 ◆登録カード ◆サイトへの掲載 ◆無料セミナー参加 |
登録の更新 | 登録の有効期間は2年間であり、2年毎に更新が必要となります。 更新時には所定の講習をWebで受講していただいた上で、改めてマンション大規模修繕プランナーの行動準則を承認していただきます。(更新料は11,000円です) また、認定証も更新いたします。 |
主催団体 | NPO法人日本住宅性能検査協会 |
この資格の受験申込はこちら
お申込みページはこちらマンション大規模修繕プランナーの役割
- 建物の点検と評価
建物の現状を点検し、劣化や損傷の程度を評価します。
- 修繕計画の立案
劣化箇所や必要な工事内容を整理し、修繕計画を立案します。これには工事内容やスケジュール、予算の詳細が含まれます。
- 費用試算と予算計画
修繕工事に必要な費用を試算し、適切な予算計画を立てます。オーナーや管理組合の予算に合った計画を提案します。
- オーナーや住民への説明
修繕計画や工事内容について、オーナーや住民にわかりやすく説明し、理解を得る役割を果たします。
活躍の場
- 自ら審査・監理技術の向上の為の研修を行う
- 消費者に対し、『賢い消費者』になるための情報を提供する
- 新築住宅・既存住宅の性能検査を行う
- 不動産売買を行う技術者を持たない業者に代わり、物件の監理・検査を行う
- 売買・請負契約関係に於ける係争に対し、第三者的に技術鑑定を行う
- 消費者・生産者に対し、メンバーを公表し、日常的な相談窓口となる
- 研修・教育及び資格制度の研究やセミナー・講習会の実施を行う
- その他、欠陥建築を防止するため活動を行う
住宅新報からワンポイント!
昨今、マンションの老朽化に伴い、建て替えや大規模修繕に悩んでいる管理組合が沢山あります。建て替えや修繕を行うためには、組合員様の賛同と協力が必要なため、なかなか進まない現状です。こういった事態はこれからもっと増えていくことが見込まれているため、「マンション大規模修繕プランナー」を学ぶことで、これからの老朽化マンション問題に必要不可欠な人材になれます。スキルアップにもステップアップにも使える資格です。