試験紹介

■級別:1級
内容:建設業原価計算、財務諸表、及び財務分析
程度:上級の建設業簿記、建設業原価計算及び会計学を修得し、会社法その他会計に関する法規を理解しており、建設業の財務諸表の作成及びそれに基づく経営分析が行えること。

■級別:2級
内容:建設業の簿記、原価計算及び会社会計
程度:実践的な建設業簿記、基礎的な建設業原価計算を修得し、決算等に関する実務を行えること。

■級別:3級
内容:建設業の簿記、原価計算
程度:基礎的な建設業簿記の原理及び記帳並びに初歩的な原価計算を理解しており、決算等に関する初歩的な実務を行えること。

■級別:4級
内容:簿記のしくみ
程度:初歩的な建設業簿記を理解していること。

試験概要

試験日

上期 令和5年は準備中

下期 令和5年3月12日(日)

合格発表

上期 毎年11月頃発表

 

下期 毎年5月頃発表

申込み期間

上期 毎年5月~6月頃

下期 毎年11月~12月頃

受講料

1級(1科目):8,120円
1級(2科目同時):11,420円
1級’(3科目同時):14,720円

2級:7,120円

3級:5,820円

4級:4,720円

2級・3級(同時):12,620円

3級・4級(同時):10,220円

受験資格

どなたでも、希望の級を受験することができます。
ただし、1級と他の級との同日受験はできません。同日での1級の複数科目受験は可能です。

主催団体

一般社団法人 建設業振興基金

備考

1級科目合格の有効期限

1級各科目の合格は、合格通知書の交付日から5年間有効です。

合格通知書の交付日を基準日として、それ以後5年の間に行われる試験において、残りのすべての科目を取得すれば「1級建設業経理士」となり、合格証明書が交付されます。
有効期間内に3科目全てに合格できなかった場合、期間が満了した科目は合格が消滅します。1級取得のためには、合格が消滅した科目を再度受験する必要があります。

受験時のご注意

次の点にご注意ください。

  • 試験日は必ず受験票をお持ちください。受験票には各級・科目毎の試験時間割が記載されていますので、事前にご確認のうえ、時間に余裕をもってご来場ください。
  • 試験会場では受験番号により試験室・座席が指定されますので、所定の時間までに着席してください。
  • 受験票を紛失した方は、試験会場にて受験票再発行をお申し出ください。なお、再発行にあたり、顔写真の貼付してある身分証明書(運転免許証など)をご提示ください。
  • 試験中に机の上に置いて使用できるものは、以下のものに限ります。なお、筆記用具、計算器具、時計の貸出は一切行っておりません。
    また、試験会場によりましては、近隣に売店などが一切無い場合もあります。必要な文房具は、受験者の責任によりお持ちください。

    筆記用具
    鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、鉛筆削り(必要な方のみ)、定規(必要な方のみ)、蛍光ペン(必要な方のみ)。
    なお、解答に際して、赤で記載すべき箇所についても、黒字で記入してかまいません。
    計算器具
    そろばん又は電卓。電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限ります。
    例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。

    1. 印刷(出力)機能
    2. メロディー(音の出る)機能
    3. プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
    4. 辞書機能(文字入力を含む)(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
      ・日数計算 ・時間計算 ・換算 ・税計算 ・検算(音の出ないものに限る)
    時計(必要な方のみ)
    アラーム機能を有する時計の場合は、試験時間中にアラームが鳴らないように設定してください。
    なお、通信機能がある腕時計は使用できません。
  • 試験時間中は、携帯電話・通信機能がある腕時計など情報通信機能を有する機器の使用を禁止します。電源を切ってカバンなどにしまってください。時計や電卓の代わりとしても使用できません。
  • 試験開始1時間後から試験終了10分前迄の間、解答の作成が終了し希望する方は、試験問題・計算用紙・解答用紙を提出のうえ試験室から退室することができます。ただし、再入室はできません。また、試験終了後に試験問題、計算用紙を受け取ることはできません。
  • 試験問題・計算用紙は、試験終了時刻まで試験室に在席した方に限り希望する方は持ち帰ることができます。
  • 不正行為があったとき、試験監督の指示に従わないときなどは、試験会場より退場していただきます。
  • 試験室内および指定した場所以外での喫煙は禁止です。(敷地内全面禁煙の会場もあります。)
  • 試験会場およびその周辺は、原則として駐車禁止です。自家用車でのご来場はご遠慮ください。万一、駐車違反などの呼び出しで試験時間中に試験室を離れても、再入室できません。
  • 試験会場までの交通機関・経路・所要時間などは、事前に各自ご確認いただき、遅刻しないようにご注意ください。
  • 感染症等に罹患している場合、および医師の診断を受けていなくても罹患が疑われる場合は、受験を控えていただくことがあります。
  • 試験会場では必ずマスク等の着用をお願いします。
  • 試験の欠席について、試験会場、建設業協会、本財団への連絡は不要です。

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活躍の場

建設業経理士の資格があれば、工務店をはじめとする建設業に関連する会社へ就職する際に役立ちます。実務経験がなくても、資格があれば少なからず評価される可能性もあります。建設業に関連する会社の経理部門などで幅広く活躍できる資格なので、就職先の幅を広げることが可能です。

住宅新報からワンポイント!

建設業経理士の資格は、建設業への就職や転職を目指している人にとって役立ちます。また、すでに建設会社や工務店などで財務や経理に関わる仕事をしている人にも、さらにキャリアアップしたい場合には取得をおすすめします。資格取得により、確かな知識を身につけていることをアピールしましょう。