資格紹介

マンションリフォームを取り巻く状況

2021年末には分譲マンションストック戸数の推計値は685万戸を超え、建築後相当の年月を経たマンションも急増し、マンション専有部分のリフォームが重要な業務領域としてクローズアップされています。

マンションリフォームにおいては、区分所有やマンション管理、共同住宅ならではの建築構造、設備等、その特殊性をふまえた適切な計画や施工が不可欠です。依頼者の要望を実現し、付加価値の高いリフォームを行うために、これらをマネジメントするマンションリフォームのスペシャリストが求められています。

マンションリフォームマネジャーは「マンション標準管理規約(国土交通省)」のコメントで、『管理組合が支援を受けることが有用な専門的知識を有する者』として位置づけられています。
学科試験と設計製図試験の両方に合格した方は、「マンションリフォームマネジャー」として認められ、マンション専有部分のリフォーム工事だけでなく、マンション大規模修繕、中古マンションの売買、インテリアデザイン、マンション管理等多様な業種において、活躍の場が広がっています。

試験概要

試験日

2023年10月1日(日)

申込期間

2023年7月18日(火)~8月25日(金)必着

合格発表

2023年12月12日(火)予定
・受験者全員に、合否結果および試験結果を郵送により、お知らせします。
・合格者には、合格証(カード)を発送いたします。
※学科試験と設計製図試験の両方に合格した方は、「マンションリフォームマネジャー」の称号を使用できます。

受験料(全て消費税込み)

①学科試験+設計製図試験  14,300円

②学科試験のみ  11,000円

③設計製図試験のみ 11,000円

受験資格

どなたでも受験できます。

試験時間・内容・形式

学科試験[4肢択一式](50問:120分)
マンションリフォームに関する専門知識
(出題分野:計画・基礎知識、法規・規約・制度、マネジメント、住戸内各部のリフォーム、設備のリフォーム)

・設計製図試験:マンションリフォームのプランニング(1問:180分)
マンション専有部分に係るリフォームの設計図書の作成(平面図および留意事項説明等)

受験申込書の配布と同時に設計製図試験の課題を公表します。

主催団体

公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

備考

試験地:札幌・東京・名古屋・大阪・福岡

試験データ

年度

令和4年(2022)

合格者数

99名

合格率

30.5%

活躍の場所

マンションリフォームマネジャーが活躍できる場は、
リフォーム関連企業、マンション・ビル管理会社、建築設計事務所、
工務店、建材メーカー、不動産取引業など、幅広い場所で活躍できます。
仕事の内容としては、マンション専有部分のリフォームをはじめ、
マンションの大規模修繕、マンション管理、中古マンションの売買
といった多様な業種での活躍が期待されます。

住宅新報からワンポイント!

マンションの住人も管理組合もマンションリフォームに対してあまり詳しくないため、
リフォームを依頼する際、適正価格かどうか不安を抱えながら頼んでいる人も多いです。
その際、マンションリフォームマネジャーのアドバイスは非常に心強く、信頼や顧客獲得につながります。マンションリフォームマネジャーの資格はお客様にとって信頼性を高める大きな武器になります。

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