マンションPER 2014 Ⅲ.中部圏マンションPER(2012年7月~2014年6月の2年間を集計期間としている)~おわりに
連載: Kantei eye
ル以降は新築マンションの価格上昇とその後の価格調整の遅れ、さらに賃料水準の低下によってマンションPERは上昇(悪化)基調で推移している。2013年には三大都市圏の中で最も収益性が低いエリアへと変貌しており、2014年時点においても首都圏(24.99)や近畿圏(24.38)のマンションPERを上回っている状況に変わりはない。
掲出104駅の中で新築マンション価格が最も高額だった駅は名古屋市営地下鉄名城線「久屋大通」の4,648万円で、この他に4,000万円を超える駅は同沿線「八事日赤」(4,376万円)や「市役所」(4,333万円)など8駅を数える。高価格帯の新築マンションが分譲されている駅は例年と同じく名古屋市営地下鉄名城線の東側エリアに集中しており、昨年の7駅から僅かに増加している。一方、月額賃料が最も高額だった駅は名古屋市営地下鉄東山線「池下」の173,748円で、昨年トップだった「西高蔵」も170,106円で続いている。この他に高い賃料水準を示している駅は、「久屋大通」(163,512円)や「名古屋」(160,638円)など、名古屋駅東側の周辺エリア~名古屋市営地下鉄名城線沿線エリアに位置する駅となっており、同市内の中心部へのアクセス性と賃料水準の高さには強い相関性が確認できる。
2.マンションPERの色分布の傾向

























