マンションPBR 2014 ~10 年間の駅別平均価格で比較する分譲マンションの資産価値~ Ⅰ首都圏
連載: Kantei eye
2013年は0.91、今年は0.90と徐々に低下傾向を示している。 首都圏におけるマンションPBRは、特に都心までのアクセスという交通利便性との相関性が極めて高いという特徴がある。駅別でマンションPBRの分布状況を見ると、路線図に示した通りマンションPBRが1.00以上となる駅(青色=新築の平均価格を上回る)は都心部~湾岸エリア、および横浜市中心部に多く分布しており、掲出725駅のうち93駅(シェア12.8%)を占めている。2013年には722駅のうち116駅(16.1%)となっていたことから、この1年で3%強のシェアが縮小したことになる。
マンションPBRが0.90以上となる緑色は都心部や横浜市中心部の近郊エリアに分布しており、いずれも首都圏平均以上の水準となっている。駅数は257駅(35.4%)で、2013年の278駅(38.5%)に比べ ると駅数・シェアともに下回っている。首都圏の近郊~郊外エリアでは0.80以上の橙色(297駅:41.0%)や0.70以上の赤色(63 駅:8.7%)がそれぞれ分布しており、さらに郊外ターミナル駅以遠に位置するエリアになると0.70未満の茶色(15駅:2.1%)が散見される。橙 色~茶色で示した首都圏平均マンションPBRを下回る駅では、前述の青色や緑色の駅とは対照的に駅数やシェアが前年から概ねプラスとなっており、全域的な 資産倍率の弱含みが平均マンションPBRの低下傾向に大きく影響している。
























