競争激化の賃貸市場 勝ち残る物件を探る
連載: 2014年資産運用ビジネス特集
空室率、明らかに上昇 高まる市場への危機感
まず、「良質な賃貸住宅」について理解する前に、近年の賃貸住宅の市場動向について確認しておきたい。国土交通省が今年4月に発表した「建築着工統計調査報告(平成25年度分)」によると、貸家(賃貸住宅)は36万9993戸(前年度比15.3%増)となり、2年連続の増加となっていた。リーマンショック以降、減少基調を続けてきたが、東日本大震災の発生による新規賃貸住宅需要の発生、更には相続税制の改正に伴う全国的な資産活用ニーズの拡大が、賃貸住宅の新設着工の増加を下支えした格好である。
























