政令市指定から四半世紀 仙台市マンション開発の歴史と特徴 ~震災後急激に変化する市場動向と被災マンションの2次調査結果~ Ⅱ.仙台市 行政区別新築マンション市場の動向
連載: Kantei eye
ショックを境に新築マンション市場は冷え込み、分譲戸数が急減したことで翌2009年の竣工戸数は1637戸まで減少、その後も減少傾向は続いて2011年には同年3月に発生した東日本大震災による工期延長なども影響し、僅か561戸と2000年代の年間平均(2229戸)の1/4程度まで竣工戸数が縮小した。2012年には942戸と4年ぶりに増加したものの、竣工戸数の規模は2000年代の年間平均の半分にも達していない。行政区別での竣工状況を見ると、仙台市における竣工戸数が減少傾向と なった2010年以降、竣工実績が確認されない行政区が毎年見受けられるようになり、直近にかけてマンションが竣工し続けているのは青葉区のみである。現状は竣工戸数の減少に歯止めが掛かったとはいえ、分譲マンション市場の本格的な回復には程遠い状況と言える。
宮城県・仙台市 新築マンション竣工戸数およびシェアの推移
























