マンションPBR 2014 ~10 年間の駅別平均価格で比較する分譲マンションの資産価値~ Ⅳ 福岡県
連載: Kantei eye

116,099円と中部圏平均(128,217円)に比べても遜色なく、また新築マンション価格が賃料見合いで割安に分譲されていることから、10年間の表面利回りは平均で6.06%と三大都市圏の収益力を上回っており、福岡県ではキャピタルロスが相応に発生するもののインカムゲインは大いに期待できるという特徴を有している。
福岡県の路線図を見ると、マンションPBRが福岡県平均を上回る0.90以上となる青色と緑色は福岡市中心部の天神から西側エリアに多く分布しており、掲出82駅のうち20駅(シェア24.4%)を占めている。2013年には82駅のうち25駅(30.5%)であったことから、駅数・シェアともにマイナスとなっている。マンションPBRが1.00以上の駅はJR筑肥線「姪浜」(1.12)を含む4駅に留まる。0.80以上の橙色(51駅:62.2%)は最もシェアが大きく、福岡市や北九州市の中心部から郊外エリアへと広く分布している。また、0.70以上の赤色(11駅:13.4%)は、主に福岡市と北九州市の間に位置するエリアおよびJR鹿児島本線「小倉」以西の近郊エリアで多く見られる。なお、他の都市圏では確認されていた0.70未満の茶色は皆無であり、駅別マンションPBRのシェア構成自体は中部圏と非常に似通っている。

























