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プレミアム会員限定住宅新報主催セミナー「『不動産業ビジョン2030』のその先へ」 AI活用し信頼構築を

住宅新報 2026年7月7日 号 11面

総合
  • 住宅新報主催セミナー「『不動産業ビジョン2030』のその先へ」 AI活用し信頼構築を

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  • 基調講演で登壇した国交省の倉石不動産業課長

    2 / 3基調講演で登壇した国交省の倉石不動産業課長

  • パネルディスカッションの様子

    3 / 3パネルディスカッションの様子

 住宅新報は6月29日、セミナー「『不動産業ビジョン2030』のその先へ ~生成AI時代に、不動産会社はどう変わるか~」を都内の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催した。国土交通省が19年に策定した同ビジョンを踏まえ、社会の構造的変化が進む現在、急速に普及する生成AIをどのように実装・活用すべきかを考察し、不動産業界の未来を展望した。

 第1部では、同省不動産・建設経済局不動産業課の倉石誠司課長が登壇し、「不動産業ビジョン2030とAI活用の背景」をテーマとした基調講演を行った。倉石課長は、先進的技術の活用や地方創生など、同ビジョンの描いた将来像の具体化が進んでいると説明。人口減少など社会環境の変化にも触れ、「都市部・地方に関わらず、AIを含めたDXは不動産業そのものを持続させるための基盤になっていく」との考えを語った。

 更に今後の展望として、不動産業は売買・賃貸仲介だけでなく、地域社会全体の価値を高め持続可能性を支える「『信頼産業』への深化」が重要だと強調。AIなど先端技術を活用しながら信頼と健全な市場を築いていくよう呼び掛け、行政としてもそれを応援していく方針を語った。

提供、利用双方の現場からAI活用最前線の知見共有

 第2部以降は、同セミナー協賛の5社による講演のほか、不動産事業者・AI事業者による対談形式の講座、パネルディスカッションを実施した。協賛社講演の登壇者とテーマはそれぞれ、WHEREの高野智樹氏が「200社の不動産DXから見る『土地仕入れ最前線』」、GOGENの和田浩明代表が「AI進化の現状と、不動産業界における可能性」、スペースリーの森田博和代表が「5分の作業で反響2倍 AI時代の集客×販促コンテンツ活用ノウハウとは?」、ネットデータの山本淳志取締役が「売れる価格を示し、買える価格を逆算する。土地バンク×AI活用不動産仲介セミナー」、estieの胡田隼也氏が「『この案件、買うべきか』 ~その判断、データとAIで裏付けられますか?~」。

 対談講座では、流導の徳留さやか取締役と誠不動産の鈴木誠代表が、「AI時代の『営業力』とは 向上のために何から始めるべきか」と題し、実務でのAI活用と営業力向上のポイントを解説した。

 パネルディスカッションは、2つのテーマについて実施した。「大手中堅企業 AI・DX取り組みの実態」の回は、ネットデータの山本取締役と、エフステージの伊藤洸氏、野村不動産ソリューションズの安本桂子氏が参加。AI活用の現状や現場導入に当たっての工夫、今後の展望等について話し合った。

 「地場・実践事業者 現場での試行錯誤と成果」の回では、誠不動産の鈴木代表のほか、日本ユニストの馬場隆弘執行役員、まり不動産の高橋茉莉子代表、流導の木村圭志代表が登壇した。現場で利用する具体的なサービスやその実用経験、工夫や注意点などを共有し、今後の期待や展望についても意見を交わした。

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