データセンター開発、問われる地域との距離 「迷惑施設」化を避けよ キーワードは「地域共生」
住宅新報 2026年6月30日 号 1面
データセンター(DC)とは、インターネット用のサーバーや通信機器等の設置・運用に特化した施設。一般に、オフィスビル等の一角に設けるサーバールームとは異なり、一棟単位で整備される専用建築物を指す。用途の特性上、大規模な通信回線を始め、強力な空調設備と大容量の受電設備、高い耐震性・防災性とセキュリティー、非常用自家発電設備といったハード面の性能が求められる。
総務省の25年版情報通信白書によると、国内のDC数は222施設。(同年3月時点)。更に、データセンター事業者等で構成される日本データセンター協会(JDCC、東京都千代田区、田中邦裕理事長=さくらインターネット社長)によると、定義により異なるものの「JDCCのアンケートベースで350施設程度」は存在する。市場規模も拡大傾向が続き、少なくとも年10%程度は成長しており、全国各地で開発が進んでいる状況だ。政府のいわゆる「骨太の方針」でも「データセンターのREITへの組み入れ促進」が明示されており、その環境整備も進むなど、不動産業界において現在最も注目されているアセットの一つと言えるだろう。
国会でも環境負荷の指摘























