住宅ローン向け認知症時の返済保障 カーディフ 京葉銀行で5月から開始
住宅新報 2026年5月12日 号 15面

カーディフ損害保険は、住宅ローン利用者向けに認知症による入院で働けなくなった場合のローン返済を保障する新たな特約を開発した。5月1日から京葉銀行で住宅ローンを新規に借り入れる顧客を対象に取り扱いを開始した。
新特約は、住宅ローン債務者が認知症による入院で就業不能状態となり、その状態が所定の期間続いた場合、最長12カ月を限度に毎月のローン返済相当額を支払う。就業不能状態が12カ月を超えて継続した場合には、その時点のローン残高相当額も全額保障する。同社によると、認知症による入院時の月々のローン返済額とローン残高を保障する商品を、金融機関の住宅ローンに付帯するのは業界で初という。
住宅ローンの借入期間が長期化する中、債務者には長期的な返済リスクへの備えが求められている。厚生労働省の「令和5年患者調査」では、傷病別の入院患者数は認知症を含む精神疾患が最も多く、平均入院日数も年齢の上昇に伴い長期化する傾向にある。特に若年性認知症は、就労世代にとって仕事と治療の両立を難しくし、休職や離職など経済面への影響も大きい。






















