BIDHIT 競売不動産をもっと身近に 専用サイトを更に発展
住宅新報 2026年2月17日 号 8面

裁判所の競売物件では、物件資料(いわゆる「3点セット」=物件明細書・現況調査報告書・評価書など)で法的な専門用語が多く、リスクの読み取りが難しい。入札手続きや、落札後に物件を使用するまでの手続きも煩雑で、情報格差により限られた事業者が参画してきた実態がある。
同社代表取締役の堀口圭氏(弁護士)は、「賃借権限の有無や占有者の状況など、どこにリスクが潜むのかを読み取るのは容易ではない。手続きの煩雑さも、競売を遠ざける要因になっている」と指摘する。AI(人工知能)技術の進展やオンライン取引の浸透を追い風に、最新技術で競売市場の認知度向上と、潜在ニーズの掘り起こしを図っている。
同サイトでは、3点セットを通読しなくても基本情報を把握できるよう、必要情報を抽出して整理し、物件写真と共に地図上に表示する。税制上の負担や利回りを踏まえた入札金額のシミュレーション機能も備えている。過去の落札実績データに基づく入札金額のアドバイスも提供する。物件概要から入札までの流れを誰でも理解しやすいよう、画面設計や動線にも工夫を凝らしている。






















