新年特集 成長へ新たな選択肢 持続可能性を追う 大手住宅メーカーの地域戦略 地域特性と文化を商品化 地元企業と連携・共同事業も
住宅新報 2026年1月6日 号 21面
パナソニックホームズは24年4月、「日本の家プロジェクト」を立ち上げた。「日本の家」とは、構造躯体など主要部分は同社共通のものを使いながら、地域の特性や住文化を知る支社・グループの社員が考えた暮らしの提案を具現化したエリア商品。「街かどモデルハウス」を用意し、来場者に実際の暮らしをイメージしてもらい、受注につなげていく戦略を採る。
その初弾が、昨年10月に滋賀県草津市にオープンした「近江の家」。琵琶湖のさざ波を表現した玄関のウッドパネルや、自転車利用が盛んな滋賀の暮らしに合わせて設置した玄関横のサイクルポート、琵琶湖で発生するユスリカ(通称・びわこ虫)を気にせずに衣類を干せる室内物干し設備などを提案している。
モデルハウスにはオープンから約2カ月で65人が来場。このうち3件が受注に結びついた。設計・施工を担当したパナソニックホームズ滋賀は、モデルハウスオープンから1年間で来場者から20棟を受注する目標を掲げている。























