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スタンダード会員限定ひと 「競技でも社の認知高めたい」 大和ハウス工業東京本社広報部員の社員アスリート 藤原 寛人さん

住宅新報 2025年12月16日 号 2面

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政策
ひと 「競技でも社の認知高めたい」 大和ハウス工業東京本社広報部員の社員アスリート 藤原 寛人さん

 今年4月に入社以来、午前中は広報業務、午後はトレーニングの〝二足の草鞋〟で競技と社業に向き合う。先月は、千葉県最高層となる予定の大型分譲マンション「プレミストタワー船橋」(総戸数677戸)のメディア向けモデル内覧会で初めて進行役を務めた。先輩社員から「広報としては大切なコミュニケーション能力が強み。積極性や瞬発力を持ち合わせており、期待値を超えている」と太鼓判を押される存在だ。

 大和ハウス工業には現在、ほかに2人のアスリート社員が在籍。そのうち、短距離走の染谷佳大選手は中央大学の先輩でもある。同選手の応援に「〝全国大会で会場の新潟まで20人もの社員が横断幕を作って駆け付けた〟といった温かい社風に引かれた」と志望動機を振り返る。

 大学時代は、2022年にU20世界選手権の4×100メートルリレーで優勝、昨年は日本学生個人選手権で4位入賞と、学生時代は100メートルでトップクラスの実績を築いた。一方で、国内外でオートバイのプロレーサーとして39歳まで現役で活躍したという父親を幼少期から見続け、「競技一本で過ごすメリットもデメリットも見えていた」。小学生で地域の陸上クラブに入り、早期に頭角を現す中、両親からは「〝競技だけではなく、他のこともしっかりすべき〟と言われてきた」。進学先もスポーツ系の専門学部がない中央大で、法学部を選んだ。

 環境が大きく変わった今期は故障が長引き、競技人生で初めて「2年連続で自己ベストが出なかった」という試練を経験した一方、リオ五輪の銀メダリスト・桐生祥秀選手もいる練習環境は、「自分のどこが弱いのかが可視化でき、毎日勉強になる。憧れとの距離感が縮まっている」。背中を追い越す先は、28年のロス五輪など国際大会の日本代表の座だ。「競技を通じて、大和ハウスの認知を上げたい」。22歳。(小澤美菜子)

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