ニュースが分かる! Q&A 3Dプリンター住宅に2階建て登場 住宅価格の高騰と人手不足で期待
住宅新報 2025年12月9日 号 16面
連載: ニュースが分かる!Q&A
記者 ここ数年3Dプリンター住宅が注目されています。建設用の3Dプリンターにより建築物が建てられる時代になりました。ただ地震大国の日本で不安も残ります。耐震性など建築基準を満たすことができるのでしょうか。
建築家 そこがダメだと建築確認申請を通りませんので大丈夫。昨年の夏に戸建て住宅事業を展開するLib Work(熊本市山鹿市)が3Dプリンターで建築した住宅「Lib Earth House 〝modelA〟」を都市計画区域内で建築確認済証を取得したことで実用化に向けての機運が盛り上がりました。これは平屋建てで延べ床面積が15m2の狭小住宅でした。建築物を直接支える部材に集成材によるラーメン造。その周囲に3Dプリンティングによる土壁を設置していましたね。施工期間は3Dプリンティングに2週間、時間にすると延べ72時間のほか、諸々の諸工事を含めて計3カ月で完成させました。住宅の材料の75%が土であり、残りは石灰やセメントを結合剤に使っています。
これにより、工期の圧縮とともに建築費用の大幅なコスト削減を実現します。資材費が高騰したり、職人の人手不足などの問題解決につながりますし、特に自治体では災害用の仮設住宅的な使い方として注目されています。























