古民家宿の物語 日本全国リノベーション 117 広島県竹原市「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」(上) 町に眠る歴史資源を未来につなぐ
住宅新報 2025年11月18日 号 17面

宿は歴史を感じる古い通りの一角にあり、白いのれんが目印
町並み残る一方課題も
広島県竹原市――瀬戸内海に面したこの町は、かつて「安芸の小京都」と称され、江戸から明治にかけて製塩業で栄えた歴史を持つ。今もなお残る伝建地区(伝統的建造物群保存地区)は、往時の風情を今に伝える貴重な町並みだ。石畳の通りを歩くと、タイムスリップをしたように感じるほど、レトロな建物が並び、一部の店舗や普通に暮らしている人が混在している。
しかし近年では、空き家の増加や観光客の減少といった課題も顕在化していた。そうした中、町の活性化を目指すプロジェクトの一環として立ち上がったのが、「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」である。






















