groove agent × MEMOCO 自由空間を創出する 物件探しからリノベまで
住宅新報 2025年11月18日 号 8面

一般的な売買仲介のように事前に用意した物件メニューの中から選ぶのではない。買取再販のようにリノベーションした上で販売するのでもない。資金計画に始まり、顧客が理想として描く暮らしの実現に向けて伴走する。相談者の9割は物件探しから始めている。その実現に最適な物件を顧客と一緒に探索する。それもまた楽しい体験になる。理想を形にしてもらうため、同社では設計・施工も手掛ける。同社ブランドマーケティング統括部 取締役の羽田真那氏は、「中古物件で価格を抑えつつ、リノベを付加価値として自由な空間を創出してもらいたい。当社ではサービスコンセプトに〝大人を自由に〟を掲げ、リノベを通じて〝自分らしい暮らし〟の実現を支えている」と説明する。
新たな取り組みもある。従前のFP(ファイナンシャル・プランナー)の相談対応を、AIが代替するサービス『安心予算診断』を始める。IT技術の供与で共同開発したMEMOCO(東京都渋谷区)代表取締役の熊田貴行氏は、「groove agentとFPが監修し、蓄積してきた知見やノウハウを学ばせたAIに気軽に相談ができるようにする。家計を勘案し、無理のない予算計画などをすぐにAIが診断する。25年内に提供を始めたい」と説明する。住まいは購入がゴールではない。無理のない資金計画は、その後の暮らしに余白を生み、自由を享受できる。
中古物件も、価格や周辺情報は重要な要素になる。同社は、『スムナラ調べ』を専用サイトに実装している。国土交通省が公開する『不動産情報ライブラリ』のデータを基に、一般の消費者にも使いやすい形にした。同省と内閣官房が公募した活用アイデア事例として応募も終えた。AIにチャット形式で気軽に相談できる『スムナラAI』の機能も搭載する(イメージ図)。






















