ひと 小さなきっかけでつながる マンションと地域を支える コネプラCo-Founder CCO 根本由美さん
住宅新報 2025年11月18日 号 2面
連載: ひと

ほどよい距離感。心地良い関係性。小さなきっかけが、つながりを生む――。両親共に日立製作所勤務の「家庭環境から〝ものづくり〟の楽しさが心に伝わった」。自宅のDIY、祖父経営の大理石会社の関係で庭に一定の間隔やリズムで置かれた飛石の連なりを思い出す。鳥小屋や秘密の基地づくりの原体験からも、いつしか建築を学びたい気持ちの高揚につながった。
つなぎ服姿の学窓で実習を重ね、建築学を修めた。特許を持つ母親に憧れ、自身も入社後には特許を取得し、発明心を受け継いだ。その新卒入社の旭化成ホームズで担当した『へーベルハウス』の設計業務で男性社会の当時、「愛情あふれる厳しさに鍛えられた」。産休・育休を機に2年間移住したカナダで今の業務にもつながる萌芽があった。
当地ではベビー服・ベッド、人形などを譲り合い、助け合っていた。「直接の手渡しから、ちょっとした会話が生まれ、交流が育まれた」。その縁から〝ママ友〟に結び付き、ご近所付き合いが一層広がった。帰国後に復職し、入社当初からの願いだった研究職に就き、「再び挑戦を始めた」。旺盛な探究心は、自社内外で人脈のつながりを得た。旭化成グループで初となる社内ベンチャー『コネプラ』を仲間たちと創業した。






















