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スタンダード会員限定特別企画 コネプラ 外部管理者方式向けに 管理業務を高度化する

住宅新報 2025年10月14日 号 8面

総合
特別企画 コネプラ 外部管理者方式向けに 管理業務を高度化する

 高齢化や共働きが増え、理事の成り手は減るばかり。健全な管理組合の運営を支えるために「外部管理者方式」を採用するマンションが増えている。しかし、愛する住まいに、主体的に深く関わりたいのが居住者の思いや願いにある。あくまでも〝主役〟はそこに住まう居住者でもある。

 新サービスの『gAIboo』は、「自分たちの抱える課題を管理会社に知ってほしい。もっと良い住環境にしたい。私たちの意見を議題に上げたいといった願いをかなえる。そこに居住していない外部管理者と居住者間の、居住者同士の一層のコミュニケーションの円滑化を支えていく」(同社Co―Founder CCOの根本由美氏)。

AIを活用して

 試用版には、軸となる3つの機能を搭載する。事前にAI(人工知能)に管理規約や過去の管理組合データを学ばせて迅速に『問い合わせ対応』する。個別の要望に対して居住者同士で的確に判断するため、簡易な投票で過半の意向をまとめて『合意形成を可視化』する。デジタルで『資料・議事録の自動作成』ができ、管理しやすくする。AIとデジタル技術で外部管理者や管理会社のフロント業務の効率化や組合運営を高度化させ、居住者満足が向上する好循環を生み出す(イメージ図)。

 その世界観の実現の支援でマンション管理会社やディベロッパー、管理組合に新サービスの導入活用を訴求していく。正式提供を前に、地域や地場、大手企業を含めて最大30社の先行トライアル企業を募っている。試用版を無償提供して、12月から26年3月の期間に同社が伴走支援する。試行導入した各企業の検証内容を機能に反映させた上で、来春から順次、正式版の提供を始める。

 導入活用に際しては、そのままの形で『gAIboo』を活用する。または後付けで普段使いのアプリやソフトウェアと連携して使う。もしくは、各社のブランド名やロゴに変えたホワイトラベルの形から選べる。

 もう一つの選択肢もある。『GOKINJO』を併用導入し、そこに機能追加できる。分譲・賃貸マンション、戸建て住宅地で導入活用されている『GOKINJO』には居住者がこれまでに投稿した様々な要望や課題がビッグデータで蓄積されている。それを解析して居住者の〝本音〟のニーズで〝気づき〟を得られ、一層の管理業務の最適化を図れる。「併用導入により、『gAIboo』で管理業務を効率化する。同時に、『GOKINJO』で居住者の交流を活性化できる。国土交通省の『外部管理者方式等に関するガイドライン』で求められている居住者の意見反映のための環境整備も実現する」(根本氏)。

旭化成Grの強み

 同社は、旭化成グループ発のベンチャー企業として、22年に創業した。住宅など不動産領域事業を展開するグループ各社の社員が兼務し、機能開発に参画する強みを持つ。不動産実務の〝現場〟や〝デジタル戦略〟の知見を生かしている。例えば、『GOKINJO』には災害時の安否確認機能を実装している。不動産会社と居住者の〝欲しい〟かつ〝必要〟でシンプルな使いやすさの各種機能が搭載され、運用開始後も定着化がしやすい。今後は、議決権行使機能やオンライン総会機能も実装し、「最新技術を使うことで更に人間味ある本来業務に注力できる。合意形成の土台である居住者の交流が一層活性化していく」(根本氏)。

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