法改正受け「グレー本」改訂 木軸住宅の規定変更に対応 住宅・木材技術C
住宅新報 2025年10月7日 号 2面

日本住宅・木材技術センター(宮澤俊輔理事長)は、木造住宅設計の現場で広く利用されている手引き書「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」(通称・グレー本)を全面改訂し、「2025年版」として10月16日に刊行する。4月に全面施行された改正建築基準法を始め、近年の法改正や新たな政省令・告示等への対応を図るもので、現行の「2017年版」から8年ぶりの改訂となる。
今回の改訂では、特に改正建基法による4号特例の縮小及び壁量計算・構造計算に関する仕様規定の変更を反映。この他、木軸住宅の設計について、最新論文の知見や、一部数値についての再実験結果を反映し、補足説明の追加や文章構成の見直しも行った。
宮澤理事長は、「『グレー本』は、建築設計に携わる事業者や行政関係者に、この分野で最も利用されている木造軸組住宅設計の手引き書」と説明。併せて、「26年度からは、(改正法に対応していない)従来の業務手法では法令違反になる可能性が出てくる。改訂版の発刊と併せて解説セミナーも実施することで、建築・設計業界に広く周知していきたい」と述べ、対応の必要性を強調した。






















