住宅建設技能者の持続的確保へ 「他産業に劣らぬ就労環境」提唱 国交省
住宅新報 2025年9月30日 号 2面

国土交通省は、第5回「住宅分野における建設技能者の持続的確保懇談会」を非公開で開催し、同会合で提示した議論の「取りまとめ(案)」をこのほど公表した。今後、住宅建設現場に携わる大工等の技能者の不足が懸念されることから、その持続的な確保へ向けた政策を検討する有識者会議。
同「取りまとめ(案)」では、技能者確保へ向けた課題として「他産業と比較して不安定かつ不十分な就労環境」を筆頭に挙げている。そこで、対応へ向けた第1の視点を「選ばれる業界・職場への変革」としたほか、育成環境の整備や入職者のすそ野拡大等も提唱。「他産業に劣らない就労環境の下、住宅分野の建設技能者が確保され、質の高い住まいの安定的な供給と適切な維持管理・更新が行われる社会」の実現を目指す方針を示した。
同省は近く、同方針の具現化へ向けた「担い手中長期ビジョン(仮称)」の策定検討委員会を設置する。その後、26年3月に「たたき台」を作成し、26年度中には正式な「ビジョン」を策定する予定だ。


























