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スタンダード会員限定阪神・淡路大震災から30年不動産鑑定シンポ開催 鑑定士協連、近畿不動産鑑定士協

住宅新報 2025年9月23日 号 15面

総合
阪神・淡路大震災から30年不動産鑑定シンポ開催 鑑定士協連、近畿不動産鑑定士協

 日本不動産鑑定士協会連合会(吉村真行会長)は9月12日、近畿不動産鑑定士協会連合会(光岡正史会長)と共催で、第39回不動産鑑定シンポジウムを神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区)で開催した(写真)。テーマは「阪神淡路から30年 繋がる支援の輪」。全国から不動産鑑定士や関係者ら約330人が参集した。

 開会にあたり、吉村会長は阪神・淡路大震災から30年を迎える神戸の地で開く意義を強調。災害に備えた知見と経験を次世代へ継承する重要性を訴えると共に、連合会内の災害対策支援委員会が地域会と連携し、迅速な復旧・復興を支える仕組みづくりを進めていることを報告した。

 第1部の基調講演では、サンテレビジョンの番組プロデューサーで元カメラマンの井田和秀氏が登壇。震災当時に撮影した映像を紹介しながら、被災直後の混乱や復興の歩みを振り返り、災害の記録を残す意義を語った。

 第2部の研究発表では、兵庫県不動産鑑定士協会副会長で連合会災害対策支援委員会副委員長の櫻井美津夫氏が「繋がる支援の輪 災害への対応と備え」と題して講演。災害時には地域や職能を越えた支援の枠組みづくりが不可欠であると提起した。

 第3部のパネルディスカッションには櫻井氏をコーディネーターに、6人の不動産鑑定士が登壇。熊本地震における「災害格差率」、千葉での「液状化土地」問題、能登半島地震の対応事例、罹災証明書の発行を巡る課題、更に被災者の「債務整理ガイドライン」まで幅広く取り上げ、各地の実務経験を踏まえた多角的な議論が展開された。

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