マーキュリー ビッグデータを活用 分譲・賃貸相場を分析
住宅新報 2025年9月16日 号 8面

従前からの主力サービスの『Realnet マンションサマリ』(以下・マンションサマリ)は、新築分譲マンションの用地仕入れなどに際しての市場調査を効率化し、分析を容易にする。商品企画での社内外でのプレゼンテーション資料や金融機関向けの融資資料の作成を簡便に行える。住戸ごとの間取りや募集価格データなど、販売業務での周辺物件の調査や、販売企画の立案にも役立つ。データは、新築時の「標識設置届け」の段階から、また、不動産ディベロッパーから直接に情報を収集し、日々更新している。情報の速報性と網羅性に強みがあり、2月時点で6万4956棟・284万6866戸の膨大な情報データを搭載している。
これらを基に、様々な条件を掛け合わせつつ、地図上で絞り込んで検索ができる(イメージ図)。抽出した物件情報をデータとして出力もできる。新築販売時の4万5781部に上る「物件パンフレット」は、従量課金でダウンロードができる。
また、7月には、新機能『査定レポート』を搭載した。不動産開発時の市場調査の一層の効率化を実現する。新築マンションの候補用地の任意のエリア設定で、実際に分譲した場合の「想定平均坪単価」の査定額を瞬時に算出する。周辺の新築分譲マンションと中古マンションの流通事例データを基に、各社の事業計画の要件に沿って抽出条件を細かく設定し、想定平均坪単価の査定結果を算出できる特徴を持つ。1回の査定作業で、新築と中古の2つの視点による2年後までの査定額をシミュレーションして提示する。市場環境の多角的な分析を可能にしている。






















