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スタンダード会員限定反動減続くも持ち直しの様相 年率換算値は前月比でプラス 国交省調べ・新設住宅着工6月

住宅新報 2025年8月5日 号 2面

政策
反動減続くも持ち直しの様相 年率換算値は前月比でプラス 国交省調べ・新設住宅着工6月

 戸数の内訳を見ると、持ち家は1万6030戸(前年同月比16.4%減)。引き続き二桁の減少ながら、前月の同30.9%減と比べると減少幅は縮小した。国交省住宅局は、「(駆け込み発生以前から続く)一般物価の上昇や住宅価格高騰による消費者マインドの低迷に加え、法改正に伴う駆け込み着工の反動は継続している。同時に、予断を許さない状況ではあるが、年率換算値の反転増など、持ち直しの動きも見られる」と足元の状況を説明する。併せて、「引き続き状況を注視していくが、反動減は今後解消へ向かうものと見ている」(同省住宅局)とした。

 貸家は2万4289戸(同14.0%減)で、同じく二桁の減少ではあるものの、前月(同30.5%減)よりも減少幅は縮小した。同省住宅局の事業者ヒアリングによると、貸家については元々「駆け込みとその反動」による影響は比較的小さく、着工時期の平準化が進んだ結果という面が大きいことから、「通年での着工戸数は、例年と同程度の水準になる見込み」との見通しを示している。

 分譲住宅は1万5075戸(同17.9%減)で、このうちマンションは5945戸(同27.9%減)、戸建ては8921戸(同10.9%減)。こちらも前月と比べると、マンション(同56.5%減)、戸建て(同29.9%減)共に緩やかな減少となった。同省住宅局は、マンションについては元々、大規模物件の着工タイミングによる戸数の波が大きく、前月までと同様に、駆け込みと反動減の影響には否定的な見解を示す。分譲戸建ては、一定の反動減と消費者マインドの低下といった「持ち家と似た傾向」が見られるほか、土地仕入れの厳選による供給減が続いているとした。

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