ひと ものづくり力で勝った 中期経営計画が始まったアーバネットコーポレーションの会長 服部 信治 さん
住宅新報 2025年7月15日 号 2面
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「320億円の売上高を、3年後は500億円に」。中期経営計画ではっきりと打ち出した。社としての決意であり、創業者としての覚悟でもある。
起業して28年、これまでの自己評価は「85点」だ。ディベロッパーや銀行の破綻が相次ぎ、大手証券会社や都心銀行にまで及ぶ中での船出だった。迷ったが「これより悪くはならないだろう」と決めた。「銀行の貸しはがしの時代で土地の融資ができる環境ではなかった。3年間は設計や企画、コンサルの仕事で自己資金を蓄え、4年目に第1号の投資用都市型賃貸マンションの開発を始めた」。
これが当たった。次々に事業を拡大し、10年目にはジャスダックへの上場も果たした。その後、リーマンショックの大波に揉まれながらも生き延びたのは「自分が設計の専門家で営業経験もなかったから、ものづくり力で勝負した。少数精鋭で固定経費を抑えながら、都心の開発一棟販売にこだわり続けたことが理由の一つ」と振り返る。今も販売営業マンはいない。「買いたい人が順番待ちしている」。


























