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スタンダード会員限定MESON 仮想現実の内覧システム 空間を直観的に体感

住宅新報 2025年3月19日 号 8面

総合
MESON 仮想現実の内覧システム 空間を直観的に体感

 見本となる基本形の3つの場面で、「建設物」や「船舶」「アクアリウム」(水族館)を用意しており、「AppStore」でリリースした。利用者は専用システムを起動してゴーグルを装着する。事前設定した視線の先と指先の動きで操作する。VR(仮想現実)とAR(拡張現実)が融合し、3Dモデルを回転や移動させ、外観を俯瞰(ふかん)できる。

 また、外観から空間を断絶させずにスムーズな切り替えで、そのまま内観に移動し、実際に現実の世界で入館したかのような没入感で実寸大の空間を確認できる(イメージ図)。

 「分譲マンションや建設機械など、大型な構造物は展示場内に搬入や設置が難しい。仮想空間内であれば、実寸大の空間を再現して体感できる」(同社Directorの秦崇仁氏)

 また、「アクアリウム」のコンテンツは、生成AI(人工知能)を組み込んでいる。音声の質問に泳いでいる魚が答える。応用すれば、観光地や施設案内の場面、生成AIの事前学習による多言語でインバウンド(訪日外国人)も対応できる。社内規定や操作マニュアルなどを学習させれば、研修や技術承継時にも使える。「社外でのまちづくりのプロモーションや、社内検討時の建築プランのコミュニケーションが向上する」(同社Corporate HR&PRの熊谷美香氏)。

 同システムは元々、東京ガスが計画する洋上風力発電機の展示プロモーション向けに開発した経緯がある。これを一般サービス化した。同社Plannerの清水岳氏は、「模型や平面図だけでは実感がわきづらい。仮想空間で建物空間の広さや魅力を直感的に体感できる」と説明する。

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