多様化の兆し戸建て住宅も 単身世帯増・2人世帯の多様化 工務店VCのニーズ増加も
住宅新報 2025年2月25日 号 1面
国内最大規模のFC事業を展開しているLIXIL住宅研究所が昨年10月に開始した工務店向けのVC(ボランタリーチェーン)事業「YUIE PROJECT(ユイエ・プロジェクト)」で提供するのは、「10人に1人が好む家づくり」をコンセプトに、単身者、DINKSや一人親世帯、大人2人の親子世帯など、多様化が進んだ家族構成やライフスタイルへの対応を図る、いわゆるニッチ層向けの規格型商品だ。初弾商品は、都市部に住み、観葉植物を好む、DINKSやこれから家族設計を考えるといった30代女性をターゲットに据え、開発した。
「YUIE」は、ターゲット・コンセプトの異なる商品を拡充していくことで、これまで工務店が自社商品で取りこぼしていた層の取り組みを進め、VC事業を通じて、一般工務店の「マルチブランド戦略」へのシフトを支援する。多様な種類の商品を用意することで、地域性など自社のニーズに合った商品のみを取り扱える点も特徴だ。
事業開始3カ月間で加入店舗数は、21府県の30店に上るなど、計画を倍以上上回る進ちょく。既存のFC加盟店の参加は6割程度で、約4割が新規加入だったという。仕組みへの共感のほか、初弾商品がニーズにそぐわなかった事業者からも、次の新商品での声掛けを望む声も多く、「ニッチ商品で商圏内シェアを高めていく戦略に、ほとんどの加入店が納得、期待をしている」とみる。























