大谷巌一の〝ピンチはチャンス!〟 逆風に帆を張るビジネスの創り方 イーソーコ取締役会長 大谷巌一 (聞き手・出村亜希子) 第11回 新業界化へ〝人財〟と仕組み構築
住宅新報 2025年2月18日 号 3面

還暦を迎える頃、大谷は「物流、不動産の既存の業界改革を進めるより、それらを掛け合わせた新しい業界を創ろう」と方針転換を決意しました。自ずとこれまでの取り組みとはアプローチが大きく異なり、大谷にとっても大きな挑戦となりました。具体的には、多動力を身に付け、業界の垣根を超えて複合提案ができる人材育成と、そういったプレイヤーが自由闊達に活躍できるプラットフォームづくりに注力しました。
鍵を握るのは、〝人財〟です。長い間、物流業は多重下請け構造で、拘束時間が長い割に収益性が低く、高齢化と若者離れで人材不足に陥ることが明らかでした。そこで、Z世代が「かっこいい、稼げる、感動する」新3Kの夢を持てる業界を目指しました。
人材育成においては、2017年から本格的に新卒採用を始め、現在も継続しています。新卒社員の受け入れには、内定者研修、入社後の研修プログラム、エルダー制度、配属評価の仕組みなど、あらゆるものを一から作る必要がありました。現在もトライ&エラーを振り返し、毎年ブラッシュアップしています。






















