不動産取引現場での意外な誤解 賃貸編228 賃貸では抵当権と賃借権との関係が重要とは?
住宅新報 2025年2月11日 号 19面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解

Q.かねてより、宅建業に従事する者は、抵当権と賃借権との関係をよく勉強しておく必要があると言われていました。しかし、その問題がどのような場合に生じるのかについては、経験がありません。
A.この問題は、賃貸を中心に業務も行っている人にとっては必須のことなのですが、実際にその抵当権と賃借権の関係が問題になるのは、一般的には、その賃貸物件が競売に付されたときの競落人(新所有者)と入居者(賃借人)との対抗関係が問題になるというケースです。
具体的には、抵当権の実行(競売)によりその競落人となった新たな所有者(新たな貸主)と賃借人との関係がどうなるかということで、それを分かりやすく言うと、その既に入居している賃借人がそのまま入居を継続できるのか、それとも建物を明け渡さなければならないのかということです。






















