大谷巌一の〝ピンチはチャンス!〟 ビジネスの奥深さを知る 逆風に帆を張るビジネスの創り方 第9回 イーソーコ取締役会長 大谷巌一 (聞き手・出村亜希子)
住宅新報 2024年12月17日 号 3面

今回は大谷が「物流不動産ビジネスの奥深さを知った体験」とする話です。
一つ目は1993年の夏。地道に続けてきた物流不動産ビジネスのセミナーが物流と不動産の双方に知られるようになり、業界紙にも取り上げられるようになりました。ある日、記事を読んだ男性が2人、事務所を訪ねてきました。
見たところ、物件オーナーの社長に同社の専務。用件は空き倉庫の客付け依頼。聞けば、清涼飲料水の積み替え基地として20年使われてきた倉庫が契約満了で空いたため、大谷を頼って来たとのこと。場所は埼玉県。東京にも近く、平屋で高床、物流加工が出来るスペースが併設され、全てテナント仕様で作られていました。相場並みの賃料であれば需要はありそうだと思い、客付けを引き受けようとしました。ところが、彼らが希望した賃料は周辺相場の2倍だったのです。






















