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スタンダード会員限定「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第59回 自宅賃貸で見落としがちなビジネス視点

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「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第59回 自宅賃貸で見落としがちなビジネス視点

 最近、弊社で管理を受託したファミリータイプの区分を賃貸に出して直に客付けした。この物件を成約するまでの一連の流れを振り返りながら、取引の各段階において得たものを共有したい。

 当該物件は現在の所有者Aさんが親から相続したもので、東京の郊外に位置する築15年、約70m2、3LDKのよくある分譲マンションである。Aさんはすでに神奈川県に居を構えており、家族で住んでいるため当該物件に住む予定はない。そのため相続時よりこれを賃貸に出したいと考えていた。ただし、親から相続した大切な財産でもあり、総戸数が200を超える当該マンションにおいてはさまざまな人が住んでおり、ルールのコンセンサスを取るために一定の苦労をしているという話を管理人から聞いていたため、不良入居者が入居することだけは避けたいと考えていた。

 また、将来何かのときに売却の可能性もある。そこでこのような場合に定期借家契約(定借)が役立つことを知り、定借を積極的に導入している弊社に声が掛かったというわけである。

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