ひと 地方創生に夢あり 金沢大で「泊まれる蔵」を講義エンジョイワークス社長 福田和則さん
住宅新報 2024年8月27日 号 2面
連載: ひと

全国に点在する古い蔵を再生して町おこしの起爆剤とする「The Bath&Bed Team」(BBT)プロジェクトをスタートして7年目。古くなり、使われていない蔵を改修し、浴室とベッドを用意して数人で泊まれるようにした事業だ。高い天井や厚みのある外壁に囲まれた落ち着いた空間が魅力のホテルとして人気を集めている。
第1号は地元の葉山。「空いている蔵がある」という所有者からの何気ない声がきっかけだった。地域の人達や専門家を交えてワークショップを実施し、そこから生まれたアイデアを形にしていった。それが反響を呼び、今では長野県の佐久穂と小布施、富山県の立山など全国的プロジェクトになりつつあり、「全国100棟を目指す」と目標を掲げる。
当初は「蔵が本当にホテルになるのか」「ホテルとしての需要はあるのか」などの疑問を呈する人も多かった。ただ成功事例が出てくると関わる人たちにも変化が。例えば当初はその地域に住む個人が中心だったが、地元の企業や大学も参加するようになった。


























