YKK AP 窓に建材一体型太陽光発電 秋葉原駅前に既存ビル模し実証ハウス
住宅新報 2024年8月6日 号 15面
YKK APは7月25日から、東京都千代田区とインターネット放送局「AkibaTV」を運営しているAkibaTVと協働で、秋葉原駅前広場に建材一体型太陽光発電のための実証実験ハウス「アキバ・ゼロ・ボックス」を設置。次世代型ソーラーセル(ペロブスカイト太陽電池)を用いた「建材一体型太陽光発電(BIPV)」の日射量や発電量のデータ収集を行う実証実験を開始した。実証期間は、10月20日までの約3カ月間。実証実験は、7月9日に3社が締結した「建材一体型太陽光発電による再生可能エネルギー性能の実証実験に係る連携に関する協定書」に基づくもの。
期間中、同施設は、千代田区の情報を発信するインフォメーションセンターの役割を担うと共に、同施設の維持・運営に必要な電力をオフグリッドで自給し、総発電量などを検証。YKKAPはハウスの設置・移動、撤収のほか、ハウスを活用した太陽光発電に係るデータの収集や分析、BIPVによる再エネ性能の検証を担う。
同社は、カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギーへの取り組みとして今年5月に関電工と業務提携し、ビルの窓や壁面を活用する建材一体型太陽光発電の開発に取り組んでいる。「アキバ・ゼロ・ボックス」は、既存ビルのミニチュアとして製作したトレーラーハウスで、屋根にはビルの屋上に見立てて990ミリ×1650ミリのシリコン系太陽光パネル6枚を、窓部には透過性のある1200ミリ×2400ミリのガラスタイプのペロブスカイト太陽電池6枚を搭載。実証実験を通じ、ビルの窓を〝創エネ〟に活用することで、早期の社会実装を目指し、千代田区の環境政策や自独可能なまちづくりへの貢献を目指す。
























