リバスタ 建設業界の魅力向上へ 技能者にポイントを付与
住宅新報 2024年6月11日 号 8面

リバスタ(東京都江東区)は、建設業界の魅力向上の支援で、建設技能者向けポイントサービス『ビルダーズポイント』の取り組みを始めた。
元請会社の判断で建設技能者に簡単にポイントを付与できる仕組みを構築した。元請会社が設定した一定の条件、例えば、安全講習会への参加や改善提案を実施した場面でポイントを付与できる。取得したポイントは、現場内の自動販売機やコンビニエンスストアの買い物に利用できる。意欲の向上や自発的な環境構築などにつながる。リバスタ提供の建設現場施工管理サービス『Buildee入退場管理』の就業履歴データと連携し、現場入場者に一律に自動付与もできる。今回、専用アプリを開発しており、AppleやGoogleの各ストアでダウンロードできる。
既に導入を決めた鹿島(東京都港区)、戸田建設(東京都中央区)、西松建設(東京都港区)の全面協力で、23年から実証実験を進めていた。150人を対象に実験して効果を実証でき、本格運用を始める。元請け会社はポイントを付与することで、建設技能者との距離が近づき、働く意欲の向上や、魅力的な現場の創出になる(イメージ図)。
背景には、若年層の就業者数の減少傾向から将来の担い手が不足する危機感がある。今回の具体的なサービス設計に落とし込む段階では、芝浦工業大学建築学部教授の蟹澤宏剛氏の専門的なアドバイスを受けた。また、建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営主体の建設業振興基金(東京都港区)からも過去に行った「元請独自ポイント制度」の試行事例の運用ノウハウを吸収した。更に、建設技能者のインセンティブとなるポイントを「PayPayマネーライト」に変換するまでのシステム構築では、ソフトバンク(東京都港区)とPayPay(東京都港区)と協力・連携している。






















