住金機構23年度融資実績 「リ・バース60」約1割減 注文住宅、地方の割合拡大
住宅新報 2024年6月4日 号 3面

5月24日に発表された、リバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」利用実績を見ると、24年3月末時点で、累計の付保申請戸数は7919戸、付保申請金額は1248億円と拡大傾向が継続。取り扱い金融機関数は同3機関(3.5%)増加し、88機関となった。
ただし、付保申請戸数は1626戸(前年度比8.5%減)、付保実績戸数は1382戸(同10.5%減)、付保実績金額は218億円(同8.5%減)で、いずれも前年度と比べて減少。これについて同機構は、「明確な要因を挙げることは難しい」としつつ、「借り換え需要が一巡し、申請が減少した点が比較的大きい。また、シニア向けマンションの発売減など、(利用者層向け物件の)供給状況の影響も考えられる」との見解を示した。
資金使途では、最も多い「注文住宅」が32.4%(同3.6ポイント増)とシェアを拡大。全体では5番目に多い「中古マンション」も、7.4%(同1.8ポイント増)で増加傾向を見せた。地域別で見ると、「東京圏」が35%(同5ポイント減)、「大阪圏」が12%(同2ポイント減)、「名古屋圏」が3%(同1ポイント減)と、三大都市圏ではいずれも減少しており、利用件数全体のうち地方圏の占める割合が増加している。






















