本紙調査 2023年度通期 売買仲介実績 高単価が手数料収入に寄与 猛追する東急、三井の牙城を崩せず
住宅新報 2024年5月28日 号 1面
手数料収入を見ると、大手の強さが際立った。業界最大手の三井不動産リアルティグループは、900億円超をたたき出し、過去最高を更新した。取引件数を減らしたものの、取引単価の上昇が売り上げ(手数料収入)を押し上げた。稼ぎ頭の東京都心をけん引役に取引件数と成約単価は前の年度に比べて共に20%増で推移し、地方在住者による都心への投資は旺盛で前期比で5割ほど増加した。
リテールだけでなく、法人取引のホールセールも前期比でプラスに推移した。取引全体に占めるホールの割合は10%程度だが、企業が資本効率を上げるための手段として未稼働不動産などを売却する最近の動きを踏まえて同社取締役常務執行役員の岡村光浩氏は、「この部分をどのように案件として獲得していけるかが今後の目標だ」とも話す。今年度について「引き続き好調を維持する」と見立てる。
出店競争から住友離脱























