ひと 連携支え「100人で1歩前進」 住宅セーフティネット法改正案を所管する国交省住宅局安心居住推進課長 津曲 共和さん
住宅新報 2024年5月14日 号 2面
連載: ひと

現在国会審議が進められている「住宅セーフティネット法改正案」を始め、居住支援や高齢者向け住宅の政策を手掛ける。単身者の増加もあり、高齢者や低所得者の円滑な賃貸住宅への入居に対するニーズが拡大する一方で、空き家や空室となっている住宅は多い。そうしたマッチングが滞っている状況に対し、「(孤独死等への)オーナーの不安軽減など、制度で解消できる部分はあるはず。行政として、より市場が整う方向を目指して対応していきたい」と意欲を示す。
加えて、「今後の社会では、ハード面の供給だけでなく、ソフト面のサポートも一層求められる」と強調。〝円滑な入居〟は重要ながら、そこで終わらせず、入居中の支援についても事前に考えることが居住の安定につながるという考え方だ。
そのためにも「厚生労働省や法務省、福祉分野の団体・事業者など、官民の多様な分野の専門家との連携が極めて重要」と述べる。以前、居住支援の現場で耳にした「1人で100歩進むことを目指すより、100人で1歩ずつ進めていくことが大事」という考え方に「非常に共感する」と語り、そうした連携の推進と場の充実化に尽力する。






















