ひと 思いを重ね合わせた先に 不動産テックの開発をマネジメントするイタンジ・PdM 佐野陽香さん
住宅新報 2024年3月19日 号 2面
連載: ひと

「意思の疎通はとても重要。気持ちを表現する〝言語化〟が本当に難しい」。米国留学時に、ホストファミリーのイラン人母娘とのペルシャ語と英語の混じる対話から、少なからず意識し始めたのかもしれない。
神戸に生まれた。関西気質の親に対して自身の思い出の多くは、幼少期に引っ越した東京にある。国立大学付属小学校を受験し、高校時代に、生徒の半数が帰国子女の英会話に刺激されて留学へ。学び舎では、高身長を生かせるバスケットボールに打ち込んだ。気分屋のチーム監督にはハラハラしたが、仲間の意向を汲んで連携し、「求められ、決められたことを着実に実践する重要性を学んだ」。
英語を強みに受験して進んだ法学部では、教科書の学びよりも楽しかったサークル活動に熱中。しかし有名予備校のアルバイトで、今にもつながる〝マネジメント〟の素養の始まりだろうか。いわば〝メンター〟として、悩みや目標に寄り添った担当学生10人の学習意欲を高めた成果で全国表彰第2位の成績を治めた。


























