ひと 「物件鮮度」一番を追求 おとり物件削減に取り組むライフル・情報審査グループ長 宮廻優子さん
住宅新報 2024年3月12日 号 2面
連載: ひと

インターネット業務に携わるため06年、金融業界からライフル前身のネクストに転職した。「不動産広告をネットで扱う上で人の手による入力エラーが多い。システムの厳重審査を当然とした金融業界とギャップを感じた」と振り返る。
現職では「ライフルホームズ」で特集を組む際などの消費者誤認を防ぐためのチェックや、運用時のガイドライン作成など裏方役を担う。中でも注力するのがおとり物件対策。存在しない架空物件など、実際に取引できない物件の広告によって消費者を不動産店舗に誘い込む悪質行為への対応だ。
管理会社と情報連携し、掲載中のままの成約済み物件を自動非掲載とする同社の仕組みは特許を取得。物件掲載件数に加え、未成約物件が多い物件掲載鮮度にこだわりを見せる。宮廻さん自身、入社当時は意図的なおとり広告を確認したというが、「事業者の意識も変わり、悪質なものはだいぶ減少した。他方、人為的ミスに伴う〝予期せぬおとり〟は変わらず続いている」とし、業界の人手不足という課題を指摘する。


























